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ブリヂストン、商品設計基盤技術“エンライトン”搭載トラック・バス用オールシーズンタイヤ「デュラビスM807」「エコピアM812II」
2025年7月28日 16:23
- 2025年9月1日 発売
ブリヂストンは、小型トラック・バス用オールシーズンタイヤ「DURAVIS M807(デュラビス エムハチマルナナ)」「ECOPIA M812II(エコピア エムハチイチニツー)」を9月1日より発売する。発売サイズはデュラビス M807が、175/75R15 103/101N LT~225/85R16 121/119N LTの全19サイズ、エコピア M812IIが、195/85R16 114/112N LT~225/70R16 117/115N LTの全5サイズ。
デュラビス M807は、市街地走行やストップ&ゴーの頻度が高い運行形態の車両に向けに、摩耗ライフ性能にエッジを効かせ、雨天時におけるウェット操安性や低燃費性能を高い次元でバランスさせた製品。パターン部のブロック剛性・接地面積をアップすると同時に、サイプを増やすことで摩耗ライフとウェット性能向上を両立した「デュアルグルーブワイドパタン」を搭載した。
また、タイヤの骨格であるケースの発熱を抑制し、転がり抵抗を低減する「ロウ・サーマルケース」を採用することで、従来品の「デュラビス M804」対比で摩耗ライフを15%向上、ウェット加速タイムを10%短縮、転がり抵抗を11%低減した。小型トラック・バスの運行において、さまざまな路面での安心・安全な運行を支えるとともに、高い経済性も追及している。
エコピア M812IIは、稼働時間や走行距離が相対的に長いルート配送を担う車両向けに、低燃費性能にエッジを効かせたうえで、背反する摩耗ライフ性能とウェット制動性も高次元にバランスさせた製品。トレッド部のゴムに、低転がり性能特化ポリマー、耐摩耗性能特化カーボン、さらにウェット性能向上剤を新たに配合した「LT専用ECOタフコンパウンド」を採用した。従来品「エコピアM812」対比で転がり抵抗を3%低減、摩耗ライフ10%向上、ウェット制動距離を8%短縮し、環境性能と経済性・安全性を両立している。
今回発売する2製品は、“循環ビジネス時代の新たなプレミアム”として位置づける商品設計基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」を搭載し、タイヤ性能とともに環境性能を高レベルで両立。さらにものづくり基盤技術「BCMA」と融合することで、サスティナビリティへ貢献するとともに、顧客価値・社会価値を提供するとしている。




