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トヨタとマツダ、車載用電池を活用したスイープ蓄電システムの実証実験
トヨタの車載用電池を活用したスイープ蓄電システムを、マツダ本社内電力システムへ接続
2025年8月21日 17:07
- 2025年8月21日 発表
トヨタ自動車とマツダは8月21日、マツダ本社工場内においてトヨタの車載用電池を活用したスイープ蓄電システムを、マツダ本社内電力システムへ接続する実証実験を開始した。
この実証実験は、日本自動車工業会が業界横断で対応を進める「モビリティ産業7つの課題」のうち、特に「重要資源の安定調達、強靱な供給網の構築」に向けて取り組んでいる電池エコシステム構築に貢献するもの。電池エコシステムでは、電動車に欠かせない電池の二次利用を含め、国内でサステナブルに電池を再利用することを目指す。
今回の実証では、国内自動車メーカーで唯一、事業所内に自家発電施設を保有するマツダの本社内電力システムと、トヨタのスイープ蓄電システム双方のエネルギーマネジメントシステムを接続し、安定的かつ高品質で効率的な充放電の実現性を検証する。将来的には、天候や時間帯により発電量が変動する再生可能エネルギーの電力需給の調整弁として蓄電システムを活用し、カーボンニュートラルの実現に貢献していく。
