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横浜ゴムの「GEOLANDAR」を装着した「トライトン」がアジアクロスカントリーラリーで総合優勝
2025年8月26日 18:29
- 2025年8月20日 発表
横浜ゴムは8月20日、SUV・ピックアップトラック用マッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003(ジオランダー・エムティー・ジーゼロゼロサン)」装着車が8月8日~16日にタイで開催されたアジア最大のクロスカントリーラリー「アジアクロスカントリーラリー2025」(AXCR)で総合優勝したと発表した。
GEOLANDAR M/T G003装着車は、2022年と2023年にも総合優勝を果たしており、「GEOLANDAR」は揺るぎない優れた走行性能と耐久性を武器に、今回も過酷なオフロードレースでの勝利を足元から支えた。
総合優勝したのは「チーム三菱ラリーアート」の112号車(ドライバー:チャヤポン・ヨーター選手/コ・ドライバー:ピーラポン・ソムバットウォン選手)で、三菱自動車工業の世界戦略車となる1tピックアップトラックの「トライトン」で参戦。LEG1、LEG2で総合2位を維持して序盤からトップ争いを繰り広げると、3日目のLEG3でトップを奪取。その後、ライバルチームの激しいプレッシャーや自車のアクシデントに対し、冷静かつ安定した走りで最終のLEG8までリードを死守し、熾烈なバトルを制した。なお、同チームは2022年に総合優勝しており、今回は3年ぶりの総合優勝となった。
また、4位には「ISUZU SUPHAN YOKOHAMA LIQUI MOLY RACING TEAM」の110号車(ドライバー:Ditsapong MANEEIN選手/コ・ドライバー:Atikij SRIMONGKHOL選手)、5位には「チーム三菱ラリーアート」の105号車(ドライバー:田口勝彦選手/コ・ドライバー:保井隆宏選手)が入り、上位5台中3台をジオランダー装着車が占めた。
GEOLANDAR M/T G003はあらゆるオフロード路面で高い走行性能を発揮するとともに、優れたロングライフ性能を追求し、オフロード感を強調したたくましくアグレッシブなデザインを実現。GEOLANDAR M/T G003をはじめとしたジオランダーシリーズはAXCRをはじめ、北米やメキシコなどの著名なオフロードレースで数多くの優秀な成績を残している。
AXCRは1996年からスタートしたダカールラリーと同格式で行なわれるFIA(国際自動車連盟)公認レース。2025年はタイのパタヤをスタート/フィニッシュ地点とし、総走行距離2000km以上で競われた。穴だらけのプランテーションや狭い林道、起伏が激しい山岳路を走破するコースはサンド、ロックだけでなく、スコールによりマッドや巨大な水たまりに変化し、今年もマシンやタイヤにとって過酷なレースとなった。
「チーム三菱ラリーアート」 総監督増岡浩氏コメント
昨年の「AXCR」では後半総合トップに浮上するもエンジントラブルによりリタイアしてしまい非常に悔しい思いをしましたが、今年は耐久性を向上させた「トライトン」と参戦4年目を迎えさらに強固になったチーム力で総合優勝を勝ち取ることができました。応援ありがとうございました。今年も「チーム三菱ラリーアート」のトライトンラリーカーは横浜ゴムの「GEOLANDAR M/T G003」を装着し「AXCR」に臨みました。「GEOLANDAR M/T G003」は、あらゆる路面を速く・安全に走破する必要のある「AXCR」において、高い次元で安定したパフォーマンスを提供してくれ、特に深いマッド路面やウェット路面でとても高いパフォーマンスを発揮してくれました。また、特に前半はロックの多い荒れたセクションが多くありましたが「チーム三菱ラリーアート」の3台はラリー全行程を通じてパンクやトラブルなく走り切ることができました。そういった「GEOLANDAR M/T G003」の高いパフォーマンスや堅牢性が、今回の総合優勝・チーム賞受賞という結果につながったと思っています。


