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横浜ゴム、アジアクロスカントリーラリー2025出場チームを「ジオランダー M/T G003」でサポート
チーム三菱ラリーアートやTOYOTA GAZOO Racing Indonesiaなど
2025年8月8日 17:59
- 2025年8月5日 発表
横浜ゴムは8月5日、8月8日~16日に開催されるアジア最大のクロスカントリーラリー「アジアクロスカントリーラリー2025」(AXCR)に参戦する20台以上に、同社のSUV・ピックアップトラック用マッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003(ジオランダー・エムティー・ジーゼロゼロサン)」を供給すると発表。「チーム三菱ラリーアート」「TOYOTA GAZOO Racing Indonesia」などの強豪とともに、総合優勝を目指していく。
AXCRは1996年からスタートしたFIA(国際自動車連盟)公認レース。毎年コース設定や通過国が変わり、近年はタイを出発点として、アジア各国の山岳部やジャングル、海岸、プランテーション、サーキットなどを舞台にしている。2025年はタイ国内を舞台にパタヤをスタート/フィニッシュ地点とし、2024年の約2100kmを大きく上まわる約3250kmのコースを走行する。
チーム三菱ラリーアートはタントスポーツ(タイ)が運営するラリーチームで、三菱自動車工業が技術支援を実施。2022年はAXCR初出場で同社の世界戦略車となる1tピックアップトラック「トライトン」で総合優勝を果たし、2023年も同年7月に発売開始したばかりの新型トライトンで3位入賞、2024年は5位入賞を果たした。2025年は新型トライトンの3台体制での出場を予定しており、2022年の覇者であるチャヤポン・ヨーター選手と、2024年に5位を獲得した田口勝彦選手は前回仕様をベースとした改良車両、2024年に初出場で完走を果たした小出一登選手は競技用に最適化されたAT車で参戦する。
TOYOTA GAZOO Racing Indonesiaは、AXCRで2023年に総合優勝を果たしており、2025年は王座奪還を目指し、アジアを中心に販売されているトヨタ自動車のフレームタイプSUV「フォーチュナー」2台体制で参戦。ドライバーは日本を代表するオフロードレーサーであり、2024年に4位を獲得した塙郁夫選手と、2023年に準優勝を果たしたトゥバグス・アディ・モレンシャディ選手が務める。
そのほか、2024年の2位、3位入賞者を擁する「ISUZU SUPHAN YOKOHAMA LIQUI MOLY RACING TEAM」や、2023年に総合優勝した青木拓磨選手などが、ジオランダー装着車で参戦する。
横浜ゴムが供給するジオランダー M/T G003は、あらゆるオフロード路面で高い走行性能を発揮するとともに、優れたロングライフ性能を追求。デザインは、オフロード感を強調し、たくましくアグレッシブな印象を与えるものとしている。ジオランダー M/T G003をはじめとしたジオランダーシリーズの高いオフロード性能はレースでも数多く実証されており、AXCRでは2022年と2023年に2年連続の総合優勝を果たしている。






