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デンソー、日本特殊陶業へスパークプラグ事業と排気センサ事業を譲受
2025年9月2日 11:13
- 2025年9月1日 発表
デンソーと日本特殊陶業は9月1日、デンソーのスパークプラグ事業と排気センサ事業を日本特殊陶業へ譲受することを決定し、事業譲渡契約を締結したと発表した。
対象事業は、デンソーとその子会社が運営するスパークプラグや排気センサ(酸素センサおよび空燃比センサに限る)の国内外の開発・製造・販売事業。なお、同事業譲受では、デンソーとその子会社の役員や従業員、土地や建物は譲受対象外としている。
これまでに、デンソーと日本特殊陶業は2023年7月10日に、同事業譲渡の検討を開始する基本合意書を締結。以降、両社は検討と協議を重ねてきたが、今回の事業譲渡の合意に至った。
同事業譲渡により、デンソーではこれから本格的な普及が見込まれる電動化領域や水素等のクリーンエネルギー領域にリソーセスを最大限活用して持続的成長を目指す。
一方、日本特殊陶業は、コア技術であるセラミックの開発や製造技術を活かし、内燃機関製品の供給責任を果たすとともに、販路や生産体制の融合により、業界全体で最適な生産体制を構築することでグローバルでの安定供給を目指すとしている。
