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ホンダ、東京2025世界陸上に「CR-V e:FCEV」や新型「プレリュード」など多様なモビリティ約120台提供
2025年9月2日 12:42
- 2025年9月1日 発表
本田技研工業は9月1日、東京・国立競技場にて9月13日~21日に開催される「東京2025世界陸上競技選手権大会」(以下、東京2025世界陸上)に、オフィシャルパートナーとして協賛することを発表した。
ホンダは、「革新技術を搭載した多様なモビリティを通じて環境・安全に配慮した大会を実現し、アスリートの活躍によって生まれる驚きと感動を最大化すること」をテーマに掲げ、環境負荷の低いFCEV(燃料電池自動車)やBEV(バッテリ電気自動車)、ハイブリッド車など、ホンダの多様なモビリティ約120台提供。また、提供するすべての大会公式車両には、大会特別ラッピングを施すという。
具体的には、男女マラソンをサポートする車両として、審判長車には燃料電池自動車「CR-V e:FCEV(シーアールブイ イーエフシーイーブイ)」を、計時車両にはセイコーのタイマーを搭載した軽商用EV「N-VAN e:(エヌバン イー)」を提供。さらに、可搬型外部給電器「Power Exporter e: (パワーエクスポーター イー)6000/9000」を使用して、N-VAN e:から電力を取り出し、5㎞ごとの通過タイムを計測するために敷設されたアンテナマットへ電力を供給する。
また、競技前の安全性の確認などに使われるコース確認車として、スペシャリティスポーツモデルの新型「PRELUDE(プレリュード)」、および新型軽乗用EV「N-ONE e: (エヌワン イー)」を提供。いずれも2025年秋発売予定の最新モデルとなる。
さらに、プレスバイクとして、交換式バッテリ「Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」を搭載し、2人乗りが可能な電動二輪パーソナルコミューター「CUV e:(シーユーブイ イー)が、選手たちの活躍を捉える。
そのほかにも、大会関係者の送迎用車両としては、燃料電池自動車CR-V e:FCEVに加え、STEP WGN(ステップ ワゴン)、ODYSSEY(オデッセイ)、ZR-V(ゼットアールブイ)などのハイブリッド車を提供。大会を支える運営スタッフや関係者の移動用には、座ったまま体重移動だけで移動できるハンズフリーパーソナルモビリティ「UNI-ONE(ユニワン)」を提供し、作業負荷軽減に貢献するとしている。
競技場内での車両展示および、競技運営サポート用ラジコンカー
大会期間中、世界陸上競技選手権大会史上初となる競技場内での車両展示も実施。展示車両は、2026年に北米、その後グローバルで量産モデルの発売を予定しているBEV「Honda 0(ゼロ)SUVプロトタイプ」。さらに、このモデルの4分の1サイズのラジコンカーを本大会用に特別に製作。やり投・ハンマー投・円盤投の投てき種目にて、投てき物を回収し、迅速かつ安全に運搬することで、スタッフの負荷軽減やスムーズな競技運営に寄与するという。
競技場外エリアでの車両展示ブース
大会をサポートするホンダのモビリティを、国立競技場に隣接する東京体育館前エリアに展示。実際に走行しているような、臨場感あふれる背景などの演出を施し、フォトスポットとして展開。また、CUV e:、白バイ仕様のNT1100とUNI-ONEは、来場者が実際に乗って写真を撮ることができ、東京2025世界陸上をより身近に感じられる体験の場となる。
展示車両
・四輪:PRELUDE、N-VAN e:(大会特別ラッピング)
・二輪:CUV e:(大会特別ラッピング)、NT1100(白バイ仕様)
・次世代モビリティ:UNI-ONE (大会特別ラッピング)
・投てき物回収用ラジコンカー:Honda 0 SUV プロトタイプ(4分の1モデル)
東京2025世界陸上 大会概要
・大会名称:東京2025世界陸上競技選手権大会
・主催:ワールドアスレティックス
・主管:公益財団法人日本陸上競技連盟(JAAF)
・開催期間:2025年9月13日~21日の9日間
・参加国・地域数:約200カ国・地域
・参加選手数:約2000人以上
・会場:国立競技場ほか






