メルセデス・マイバッハの特別仕様車「S 680 エディションノーザンライツ」 日本限定5台で価格は5700万円

限定5台の特別仕様車「メルセデス・マイバッハ S 680 エディション ノーザン ライツ」

　メルセデス・ベンツ日本は9月19日、メルセデス・マイバッハ S クラスの特別仕様車「Mercedes-Maybach S 680 Edition Northern Lights（エディション ノーザン ライツ）」の受注を開始した。5台だけの限定車で、価格は5700万円。ステアリング位置は左のみの設定。

　今回の限定車のボディカラーは、北極圏の白銀の大地を照らす幻想的な紫のオーロラの輝きからインスピレーションを得た特別なツートーンカラー「MANUFAKTURオパリスホワイト（メタリック）/MANUFAKTURノーザンライツバイオレット（メタリック）」を採用。特別なボディカラーとしてMANUFAKTUR（マヌファクトゥーア、ハイエンドモデルを対象とするパーソナライゼーションプログラムの呼称で、ドイツ語で手作業による高品質な製品の製造を意味する）専用の製造ラインで仕上げられる。

　エクステリアでは随所に装備するダークシャドウグロスパーツやブラックパーツ、21インチマイバッハアルミホイール（鍛造）も与えられた。

ボディ上部がMANUFAKTURノーザンライツバイオレット（メタリック）、下部がMANUFAKTURオパリスホワイト（メタリック）

　ナッパレザーやウッドトリムなど上質な素材を贅沢に使用したインテリアにも、限定車専用の特別装備に加え、MANUFAKTURのクラフトマンシップが息づく仕立てが随所に施された。シートは通常モデルでは有償オプションの「MANUFAKTURローズグレー/ブラック（ナッパレザー）」を採用し、ヘッドレストにはマイバッハロゴの刺繍が施され、リアにはシート同色のレザーを使用したクッションも備わる。後席が左右独立シートとなるファーストクラスパッケージも採用し、クーリングボックスやシャンパングラスを備えて非日常的な移動空間を演出する。

　インテリアトリムには、通常モデルでは有償オプションの「MANUFAKTURダークブラウンオープンポアウォールナットウッドインテリアトリム」を採用し、さらにリアの左右独立シートの中央には「ダークシャドウグロスパーツ」が装着され、マイバッハブランドの特別感を際立たせた。加えて「マイバッハパターン入りセンタートリム」や「MANUFAKTURナッパレザールーフライナー」など細部にまで美しい装飾を施し、マイバッハの世界観を追及しているという。

Mercedes-Maybach S 680 エディション ノーザン ライツのインテリア

　そのほか、通常では有償オプションの「Burmesterハイエンド 4Dサラウンドサウンドシステム」を採用。前後シートに内蔵された合計8つのエキサイターによって身体に直接振動を感じさせることで、従来の3Dサウンドよりさらにエモーショナルな4Dサウンドを実現。運転席ヘッドレストに2つ内蔵されたスピーカーは、サウンド効果を高めるのに加え、通話や案内の音声が聞き取りやすくなるとのこと。