メルセデス・ベンツ、新型「GLS」「メルセデス・マイバッハGLS」 全モデルに48VのISG搭載

「GLS 450 d 4MATIC」

　メルセデス・ベンツ日本は12月14日、全モデルで48VシステムのISG（インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター）搭載モデルとするとともに、新デザインなどを採用した、新型「GLS」と「メルセデス・マイバッハGLS」を発売した。価格はGLSが1530万円〜2780万円。メルセデス・マイバッハGLSが3220万円。

GLSに「GLS 450 d 4MATIC」追加、全モデルにISG搭載

GLS 450 d 4MATIC

「GLS」は、メルセデス・ベンツのSUVを表す「GL」に車格を表す「S」が付く名のとおり、メルセデス・ベンツの最上級SUVとして位置付けられるモデル。大人7名がゆったりと乗車できるゆとりあるボディサイズに、オンロード/オフロードを問わない優れた走行性能を備え、上質で高いプレステージ性を持つSUVとしている。

　ラインアップは、ディーゼルモデルの「GLS 450 d 4MATIC」とガソリンモデルの「GLS 580 Sports」、メルセデスAMG「GLS 63 4MATIC+ 」を用意。いずれも48VシステムのISG（インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター）が採用された。

「GLS 450 d 4MATIC」には、直列6気筒 3.0リッター直噴ディーゼルターボを搭載。「GLS 580 Sports」には、新型のV型8気筒 4.0リッター直噴ツインターボガソリンエンジン「M177」を採用、エンジン単体で最高出力380kW（517PS）、最大トルク730Nmを発生させる。

GLS 580 Sports

　メルセデスAMG「GLS 63 4MATIC+ 」には、メルセデスAMGが完全自社開発した、最高出力450kW（612PS）、最大トルク850Nmを発揮するAMG V型8気筒4.0リッター直噴ツインターボガソリンエンジン「M177」が搭載される。

メルセデスAMG「GLS 63 4MATIC+ 」

　エクステリアデザインでは、「GLS 450 d 4MATIC」「GLS 580 Sports」では、4本の力強い水平ルーバーをあしらった新デザインのフロントグリル、フロントバンパーとエアインテークはよりスポーティさを強調する新デザイン、ホイールも新デザインが採用された。

　そのほかの特徴としては、対話型インフォテインメントシステム「MBUX（メルセデスベンツユーザーエクスペリエンス）」と「MBUX ARナビゲーション」を標準装備、トランスペアレントボンネットを全モデル標準装備とした。

メルセデス・マイバッハ GLS

GLS 600 4MATIC

「メルセデス・マイバッハ GLS」は、GLSをベースにしつつ、メルセデス・マイバッハとしてふさわしい徹底的な改良を施し、メルセデス・ベンツのSUVの中で最大かつ存在感のあるボディサイズと、オンロード/オフロードを問わない優れた走行性能を備える究極のラグジュアリーSUVを体現するモデルに仕上げた。ラインアップはメルセデス・マイバッハ「GLS 600 4MATIC」。

　パワートレーンにはV型8気筒 4.0リッターツインターボエンジン「M177」に48VシステムとISGを組み合わせたユニットを採用。システム最高出力410kW（557PS）、最大トルク770Nmを発生させる。エクステリアでは、リアコンビネーションランプ内部のデザインが変更された。