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メルセデス・ベンツ、最上級SUV「GLS」のトップパフォーマンスモデル「メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+」
「メルセデスAMG GLE 63 S 4MATIC+」「メルセデスAMG GLE 63 S クーペ 4MATIC+」も発売
2020年12月17日 08:20
- 2020年12月15日 発売
- メルセデスAMG GLE 63 S 4MATIC+:1958万円
- メルセデスAMG GLE 63 S クーペ 4MATIC+:1998万円
- メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+:2183万円
メルセデス・ベンツ日本は12月15日、SUVモデル「GLE」「GLE クーペ」「GLS」のトップパフォーマンスモデル「メルセデスAMG GLE 63 S 4MATIC+」「メルセデスAMG GLE 63 S クーペ 4MATIC+」「メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+」を発売した。価格はGLE 63 S 4MATIC+が1958万円、GLE 63 S 4MATIC+ クーペが1998万円、GLS 63 4MATIC+が2183万円。
3モデルの新たな特長は、AMG 63モデルとして初めて電気モーターの「ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)」と48V電気システムを搭載するマイルドハイブリッドを採用したこと。また、4WDシステムの「AMG 4MATIC+」や「AMG ACTIVE RIDE CONTROL」などの最新のAMGテクノロジーを採用して走行性能を追求。最新の安全運転支援システムと対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備した。
モデル | ステアリング | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
メルセデス AMG GLE 63 S 4MATIC+(ISG 搭載モデル) | 左/右 | V型8気筒 4.0リッター直噴ツインターボ | 9速AT | 4WD | 19,580,000円 |
メルセデス AMG GLE 63 S 4MATIC+ クーペ (ISG 搭載モデル) | 左 | 19,980,000円 | |||
メルセデス AMG GLS 63 4MATIC+(ISG 搭載モデル) | 左 | 21,830,000円 |
パワートレインは共通で、メルセデスAMGが完全自社開発した最高出力450kW(612PS)、最大トルク850Nmを発生するV型8気筒 4.0リッター直噴ツインターボエンジン「M177」を搭載。トランスミッションは9速AT、駆動方式に4WDを採用する。
4WDシステムは、可変トルク配分を行なうパフォーマンス志向の「AMG 4MATIC+」を採用、走行安定性を向上させる「AMG ACTIVE RIDE CONTROL」などの最新のAMGテクノロジーによって走行性能を追求した。
新たに採用されたISGは、エンジンとトランスミッションの間に配置された、最高出力16kW(21PS)、最大トルク250Nmを発生する電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。この電気モーターと「48V電気システム」により、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行ない、約1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに充電。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行なうことで、高い効率性と、力強い加速を実現させるという。
スターターが高出力な電気モーターとなることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジンスタートやアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上。また、アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性、静粛性に寄与する。さらに、このモーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるためのアシストも行ない、これによりシフトチェンジに必要な時間が短縮され、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジを実現するとしている。
そのほかの特徴としては、インテリアでは「MBUX」、12.3インチのワイドディスプレイやコックピットディスプレイ、マルチビームLEDヘッドライト、温冷機能付カップホルダー、ワイヤレスチャージング、フットトランクオープナー(テールゲート自動開閉機能)などの新たな機能装備も搭載して、トータルバランスに優れたモデルとした。
デザイン面では、今回新たに採用される縦にルーバーが入ったAMG専用ラジエターグリルのほか、AMGレッドブレーキキャリパー、AMG スポーツエグゾーストシステム等のAMG 63モデル専用装備を備えて、トップパフォーマンスモデルとしての存在感を高めた。