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独ダイムラー、贅を尽くした新型SUV「メルセデス・マイバッハ GLS」

専用開発のV8 4.0リッター+48Vマイルドハイブリッド搭載

2019年11月21日(現地時間)発表

マイバッハブランドの新型SUV「メルセデス・マイバッハ GLS」

 独ダイムラーは11月21日(現地時間)、マイバッハブランドの新型SUV「メルセデス・マイバッハ GLS」を公開した。発表されたグレードは「メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC」で、2020年後半に市場投入することを予告している。

 マイバッハブランドとしては、これまでセダンベースの「メルセデス・マイバッハ Sクラス」を展開していたが、新たにSUVの「GLS」をベースにした4座スタイルのニューモデルが登場。

現時点では「メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC」の1グレード展開

 ボディサイズは5205×2030×1838mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは3135mmと堂々とした体躯を持ち、これに専用開発のV型8気筒4.0リッターエンジン+48Vマイルドハイブリッドシステム“EQブースト”のパワートレーンを搭載。エンジン自体の410kW(558HP)/6000-6500rpmの最高出力と730Nm/2500-5000rpmの最大トルクに加え、EQブーストによって16kW(22HP)の出力と250Nmのトルクを利用できる。最高速は250km/h、0-100km/h加速は4.9秒とアナウンスされている。

 エクステリアでは専用開発の22または23インチホイールを採用するほか、Dピラーなどにブランドエンブレムを装備。2トーン塗装については8つの異なるカラーから選択できるという。乗降性を高めるパワーランニングボードも備えた。

メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATICのボディサイズは5205×2030×1838mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは3135mm
専用開発のV型8気筒4.0リッターエンジンは最高出力410kW(558HP)/6000-6500rpm、最大トルク730Nm/2500-5000rpmを発生
メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATICのインテリア

 電動リクライニング機能を備えた独立2座の後席ではマッサージ機能を備えるとともに、折りたたみ式テーブル、シャンパンボトル用のスペースを備えた冷蔵庫などを格納する固定式センターコンソールをレイアウト。また、後席とラゲッジスペースを遮断するパーティションを用いたことで、インテリアの遮音性が高まったという。

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