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トヨタ・モビリティ基金、国際福祉機器展とサイトワールド2025に出展
「Mobility for ALL」プロジェクト採択チームの取り組みを紹介
2025年9月24日 15:44
- 2025年9月24日 発表
トヨタ・モビリティ基金(Toyota Mobility Foundation:以下、TMF)は9月24日、2025年10月に開催される「H.C.R. 2025 第52回国際福祉機器展&フォーラム」と、視覚障がい者向けの総合イベント「サイトワールド2025」の出展概要を発表。TMFの「Mobility for ALL」プロジェクトで活動する6つのチームの製品・サービスがイベントで紹介される。
TMFの「Mobility for ALL ~心も動く移動を、すべての人に。」は、行きたい場所へ、挑みたい未来へ、誰もが心のままに動き出せる社会をつくるプロジェクト。国内外からの公募によって採択されたチームが、障がいのある人に寄り添い、日常生活に根ざした実証に重点を置いて、実際の活用を想定した検証を繰り返すことでアイデアのブラッシュアップを進めてきた。
H.C.R.2025では、移動における課題解決や移動が楽しくワクワクするようなアイデアの実現に取り組む、「クリスタルロード」「サイナーズ」「ウィーログ」「toraru」に4チームが、製品・サービスの体験型の展示を行なう。
また、サイトワールド2025では、スイスの「Lighthouse Tech SA、」イギリスの「WeWalk Limited」の2チームが視覚に障がいのある人の移動をサポートする機器を展示・紹介をする。
TMFでは、今回の出展を通じて「Mobility for ALL」プロジェクトに込めた思いを伝えるとともに、ブースの来場者との対話を通じて、誰もが移動を楽しみ、また移動することで広がる新たな可能性に挑戦できる未来の実現につなげていくとしている。
H.C.R. 2025 第52回国際福祉機器展&フォーラム
会期:10月8日~10日 10時~17時(10日のみ16時まで)
会場:東京ビッグサイト 西1ホール(ブース:W-1064)
出展内容
・センサリーマップ 「Calmspot」(株式会社クリスタルロード):音・光・ニオイなどの五感情報や、カームダウンスペース等の情報を共有できる投稿型のウェブサービス
・「補聴グラス」(サイナーズ株式会社):会話内容を手話通訳映像・字幕に変換しARグラスに投影する次世代補聴デバイス
・バリアフリーマップ 「WheeLog!」(認定NPO法人ウィーログ):ユーザーが実際に利用した施設などを投稿・共有できる参加型のバリアフリーマップアプリ
・分身サービス 「GENCHI」(株式会社toraru):誰もがどこからでも、現地での目的達成ができる、オンライン分身プラットフォームサービス
サイトワールド2025
会期:10月16日(木)~18日(土) 10時~16:30(18日(土)のみ16時まで)
会場:すみだ産業会館 サンライズホール
出展内容
・上半身の高さの障害物検知ができるアイウェア 「TAMI」(Lighthouse Tech SA 、スイス):メガネのつるに搭載したセンサーで、白杖では検知が難しい上半身の高さの障害物を検知し振動で知らせるアイウェア
・次世代のスマート白杖 「SmartCane2」(WeWalk Limited 、イギリス):スマートフォンと連携したナビゲーションや音声ガイド、上半身の障害物検知が可能なセンサーも搭載したスマート白杖
