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ポルシェ、フル電動の新型「カイエン」受注開始 内燃機関モデルとハイブリッドは並行して販売
ベース車とターボの2グレード展開
2025年11月20日 12:21
- 2025年11月20日 受注開始
- カイエン・エレクトリック:1335万円
- カイエン・ターボ・エレクトリック:2101万円
ポルシェジャパンは11月20日、フル電動モデルとなった新型「カイエン・エレクトリック」「カイエン・ターボ・エレクトリック」の予約受注を開始した。価格は「カイエン・エレクトリック」が1335万円、「カイエン・ターボ・エレクトリック」が2101万円。EVと並行し、内燃機関モデルとハイブリッドモデルも販売されることが発表されている。
新しいカイエンファミリーとして今回デビューしたカイエン・エレクトリックとカイエン・ターボ・エレクトリックはともに4WDで、電子制御ポルシェトラクションマネジメント(ePTM)を装備。カイエン・ターボ・エレクトリックの0-100km/h加速は2.5秒、0-200km/h加速は7.4秒、最高速は260km/hとなり、ローンチコントロールを作動させると最高出力850kW(1156PS)、最大トルク1500Nmを発生する。ターボモデルはリアアクスルの電気モーターを直接オイル冷却することで、高い連続出力と効率を確保したといい、通常走行モードでは最高出力630kW(857PS)が利用でき、プッシュ・トゥ・パス機能によりボタンを押すだけで130kW(176PS)を10秒間追加で作動させることができる。
カイエン・エレクトリックのエントリーモデルは通常作動時に最高出力300kW(408PS)、ローンチコントロールを使用すると最高出力325kW(442PS)、最大トルク835Nmを発生し、0-100km/h加速は4.8秒、最高速は230km/hとなっている。
新型カイエンの心臓部には、両面冷却による最適な熱管理が行なわれる新開発の113kWh高電圧バッテリが搭載され、航続距離(複合WLTP)はカイエン・エレクトリックで最大642km、カイエン・ターボ・エレクトリックで最大623km。800V技術により390kWの直流充電が可能で、特定の条件下では最大400kWで充電できる。SoC(充電状態)は16分以内に10%から80%まで増加させることができ、10分以内に325km(カイエン・エレクトリック)/315km(カイエン・ターボ・エレクトリック)の航続距離に相当するエネルギーを追加することができるという。
エクステリアのハイライトとしては、スリムなマトリックスLEDヘッドライトを備えた低いボンネットが挙げられるほか、力強い輪郭を描くフェンダーは、象徴的ななだらかな傾斜のルーフラインを表すフライラインと同様に、他のポルシェモデルと共通のデザインが与えられた。サイドビューではフレームレスドアとドア表面の印象的な凹みが特徴となり、立体的なデザインのサイドスカートはボルカニックグレーメタリックで塗装され、カイエン・ターボ・エレクトリックではハイグロスブラックで塗装されている。ツートーンカラーのコンセプトはクルマのスポーティなプロポーションを強調し、モデル専用のホイールアーチトリムはオフロード特性を強調するものとなっている。
また、空気抵抗係数は0.25で、このクラスではトップクラスの空力性能を備えており、航続距離とエネルギー消費の面でメリットをもたらす。ポルシェアクティブエアロダイナミクス(PAA)システムは、走行状況や速度に応じてクルマの空力特性を正確に調整し、効率的な制御戦略とともに、ダウンフォースを増加させることでポルシェブランドに期待されるドライビングダイナミクスに貢献する。
ボディサイズは内燃エンジンモデルより55mm長く、4985×1980×1674mm(全長×全幅×全高)。その差はホイールベース(3023mm)で最も大きく、130mm近く伸びたことで後席の足下スペースがこれまで以上に広くなった。リアシートは電動調整式が標準装備され、コンフォートポジションからカーゴポジションまでフレキシブルに調整可能。ラゲッジコンパートメントの容量は781~1588Lで、さらに90Lのフロントラゲッジコンパートメントを備えている。















