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ポルシェ、新型「カイエンS E-ハイブリッド」予約開始 電気航続距離を延長し、充電時間も短縮

2023年9月26日 予約受注開始

1591万円~1656万円

新型「カイエンS E-ハイブリッド」の予約受注を開始

 ポルシェジャパンは9月26日、新型「カイエンS E-ハイブリッド」の予約受注を開始した。価格は「カイエン S E-ハイブリッド」が1591万円、「カイエンS E-ハイブリッドクーペ」が1656万円。

 新型カイエンS E-ハイブリッドは、カイエンシリーズの3番目の電動化エンジンバリエーションとし、カイエンE-ハイブリッドとカイエンターボE-ハイブリッドの間に位置付けられるモデル。実用性とパフォーマンスのバランスを重視し、SUVとSUVクーペのボディバリエーションを用意する。2023年初めに全面改良された新型カイエンのハイブリッド技術によって電気航続距離が延長されるとともに、充電時間も短縮したという。

 パワートレーンは260kW(353PS)を発生する改良版のV型6気筒3.0リッターターボエンジンが搭載され、130kW(176PS)の電気モーターを組み合わせる。これらが一体となり、382kW(519PS)のシステム最高出力と750Nmのシステム最大トルクを発生。0-100km/h加速は4.7秒、最高速は263km/hとした。

 カイエンS E-ハイブリッドに標準装備されるアダプティブエアサスペンションは、パフォーマンスの向上と走行快適性の向上の両立に寄与。2チャンバー、2バルブ技術は高い快適性、高いパフォーマンス、ダイナミックな挙動に至るまで幅広いスプリングレートを実現。また、エレクトリックシステムのみで最大90kmの航続距離(EAER City)を実現しており、これは25.9kWhのバッテリ容量によって可能にしている。また、新しい車載AC充電器は11kWとなった。

新型カイエンS E-ハイブリッド

 エクステリアでは20インチカイエンSホイールが標準装備され、エキゾーストシステムにはブラッシュステンレススチール製デュアルツインテールパイプが備わる。カイエンS E-ハイブリッドには、SUVとして「シルバーエクステリアパッケージ」が、クーペとして「ブラックエクステリアパッケージ」が用意され、マトリックスLEDヘッドライトを標準装備し、新しいHDマトリックスLEDヘッドライトはオプションで用意される。

 また、インテリアでは8wayシート、走行モード選択用のモードスイッチを備えるスポーツクロノパッケージ、ステンレススチール製ペダルパッド、シルバーシェイド塗装仕上げのディアマールインテリアパッケージが標準装備される。