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富士山花火vsスピードウェイ2026、観覧チケット販売開始

編集部：椿山和雄

2025年12月12日 08:00

2026年4月11日開催予定

　富士山花火実行委員会は、2026年4月11日開催予定の大型花火イベント「富士山花火 vs スピードウェイ 2026」（会場：富士スピードウェイ）の観覧チケットを12月11日10時より全国販売を開始した。

「富士山花火vsスピードウェイ」は、富士スピードウェイを中心に様々なモビリティ体験を提供する複合エリア「富士モータースポーツフォレスト」と連携した大規模花火イベント。富士山の目前で打ち揚がる世界最高峰の花火と、国際サーキット「富士スピードウェイ」を舞台に繰り広げられるモータースポーツとの“競演”は、他に類を見ない新感覚のエンターテインメント。第4回となる今回は、桜の見頃を迎える2026年4月11日に開催。桜、花火、そして富士山という、日本を象徴する美を一度に堪能できる唯一無二の舞台となる。

富士山麓の夜空に咲く奇跡の2尺玉

イベントの最大の見どころのひとつが「2尺玉」の打ち揚げ

　同イベントの最大の見どころのひとつが「2尺玉」の打ち揚げ。直径約60cmの玉から生まれる大輪は、上空約500mで開花すると直径約480mに広がり、夜空を一瞬で覆い尽くす。

　2尺玉は、広大な打ち揚げ場所、安全を確保できる環境、そして高度な技術を持つ花火師など、いくつもの条件が揃わなければ実現できないという。国内でも実際に目にする機会は極めて限られており、まさに“奇跡の大輪”と呼ぶにふさわしい花火。また、広大な敷地に広がる富士スピードウェイのサーキットを舞台としワイド約1.5kmの打ち揚げが実施される。

世界最高峰の花火師が集結する、至高の競演

　イベントを彩る花火を手掛けるのは、日本を代表する名門の花火企業。2025年、国際的な花火芸術祭である「カンヌ花火芸術祭」で最高賞を含む2冠に輝いた地元静岡のイケブンをはじめ、国内競技花火大会で通算22回の内閣総理大臣賞を受賞している野村花火工業、ぎおん柏崎まつり海の大花火大会や片貝まつりといった歴史ある花火大会を担う片貝煙火工業、さらに創業150年以上の歴史を誇り隅田川花火大会など数々の大規模花火大会で名を馳せてきた丸玉屋小勝煙火店が参加。日本最高峰の花火師たちが富士山の麓に集い、一夜限りの贅沢な競演を披露する。

　観覧席チケットの価格は、一般観覧席のグランドスタンド席/自由席で大人8000円/子供4000円（1人1枚）など。そのほか、カメラ席や同乗者全員入場可の1台1枚のドライブイン/駐車場付き観覧エリアなどのチケットも用意される。

　チケットの詳細は公式Webサイトの情報を確認していただきたい。