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ケンウッド、前後2カメラドライブレコーダー「DRV-R40W」 2.23V型ワイド液晶採用でコンパクトなデザインを実現
2025年12月16日 12:47
- 2026年1月下旬 発売
- オープンプライス
ケンウッド(JVCケンウッド)は、前方と後方の同時録画に対応した前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-R40W」を2026年1月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、市場想定価格は2万4000円前後。
交通トラブルを未然に防ぎ、万が一の際には映像で記録できるドライブレコーダーは依然として高い需要があり、前方・後方が録画できる2カメラモデルが主流となりつつも、ユーザーニーズとしては、高画質や録画機能といった映像性能とともに、見た目のデザインやコンパクトなサイズを重視する傾向が強くなってきているという。
今回発売されるDRV-R40Wは、ケンウッドのドライブレコーダーラインアップの中で、エントリーモデルの「Rシリーズ」の新ラインアップとして提案。独自の映像・車載技術でチューニングした「Hi-CLEAR TUNE」(ハイクリアチューン)により、総合的に画質を調整し、自然でクリアな映像表示を実現している。
フロントカメラは、アスペクト比12:5の2.23V型ワイド液晶を採用し、録画中の前方・後方の画面を左右に並べて表示可能。同時に、サイズはフロントカメラが71×36×34mm(幅×高さ×奥行き)、リアカメラが54×26×29mm(幅×高さ×奥行き)と、スマートかつコンパクトなデザインも実現。前後2カメラにそれぞれ新構造の一体型ブラケットを採用し、車両のガラスにスッキリ取り付けられるようにするとともに、後付け感が少なく、ドライバーの視野をより広く確保できるようにした。さらに、本機のカメラレンズをクルマのガラス面に密着して設置できるため、反射による車内の映り込みも抑えて録画できるようにしている。
また、従来モデルではオプション対応として別売していた車載電源ケーブルを付属品とし、最長24時間の駐車録画に標準対応。駐車中の車両への衝撃や、フロントカメラのレンズ範囲内の動体を検知すると、検知前5秒、検知後15秒間の映像を録画・保存する。駐車録画の時間は3時間、6時間、12時間、24時間のタイマー設定ができ、タイマー設定した時間内でもあらかじめ設定した電圧を下まわると自動で録画を停止し、車両のバッテリを保護する。
さらに、従来モデル「DRV-MR480」と比較して、常時録画時と駐車録画時の消費電力を約30%削減する省電力設計を実現。車両のバッテリへの負荷を軽減するなど、ユーザビリティにも配慮している。
そのほかにも、前後2カメラの明るさをそれぞれ7段階で調整できる「明るさ調整機能」を搭載。夜間やトンネル内走行時に自動で露出調整するほか、リアガラスがスモークガラスの場合に、リアカメラの明るさだけを効果的に調整して後方の映像を明るい映像で録画できるようにしている。



