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トヨタとティアフォー、2027年度内を目指しレベル4自動運転をバッテリEV「イーパレット」で実現へ AI自動運転機能も一部検討

トヨタとティアフォーは、2027年度の実現を目指しレベル4自動運転に取り組んでいく

 トヨタ自動車は1月27日、東京 お台場でバッテリEV「イーパレット」の事業説明会を開催した。この事業説明会では、イーパレットのさまざまな使い方を提案していたが、その一つとしてAutowareなど自動運転車開発向けのオープンプラットフォームで知られるティアフォーと、レベル4自動運転に取り組んでいくことが発表された。

 イーパレットは、マルチユースを訴求するバッテリEVとして設計されており、開発当初からVCI(Vehicle Control Interface)という機能を備えている。これは、イーパレットの持つさまざまなECUを統合して扱えるようにするもので、アプリケーション側から見るとVCIを通してイーパレットの動きを制御できる。

ADK(Autonomous Drive Kit)

 このVCIには、トヨタとして安全機能も組み込まれており、VCIに対して明らかに異常な命令が入った場合の動きも抑制している。クルマとしての安全を、トヨタとして担保するものとなっている。

 ティアフォーはトヨタのイーパレットをベースに、カメラ、LiDAR、レーダーを増設。屋根上にはティアフォーによる後付けのADK(Autonomous Driving Kit)も取り付けられ、高解像度で周囲の状況をセンサーフュージョン。状況を認識し、トヨタのVCIへコマンドを送り込むという。

 ティアフォーの自動運転プラットフォームであるAutowareは、オープンソースで作られており、現状はルールベースで自動運転に必要な判断や実行計画を作り上げている。今回の説明では、一部機能にはAIの導入を検討しているとした。

ティアフォーの事業コンセプト

 当初は、一般に人間が責任を持つレベル2でテストを開始し、トヨタとしては2027年度中には、レベル4自動運転の実現を目指すという。イーパレットは2025年9月の発売発表時に、「2027年度にはレベル4に準拠した自動運転システム搭載車の市場導入を目指すべく、継続して機能実装」とアナウンスしており、日本においてはティアフォーと自動運転システムの開発を行なっていくようだ。