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カワサキ、若手ライダー向けモトクロスバイク新型「KX112」「KX85」「KX85 L」 シャシーなど大幅アップデート実施

2026年2月21日 発売
KX112:58万3000円
KX85:55万円
KX85 L:56万1000円
カワサキの本格モトクロスバイク「KX112」「KX85」の2026年モデル

 カワサキモータースジャパンは、ヤングライダー向けの本格モトクロスコンペティションモデル「KX112」「KX85」「KX85 L」を2月21日に発売する。価格はKX112が58万3000円。KX85が55万円。KX85 Lが56万1000円。

 カワサキは長年にわたり、若い才能を育てることの重要性を認識し、新進気鋭のレーサーたちに向け、勝つために必要なサポートとマシンを提供。2026年モデルとなる新型「KX112」「KX85」「KX85 L」は、実績のあるエンジンを継承しつつ、「Built to Win」の哲学を体現するためにシャシーをメインに大幅なアップデートを実施したという。

新型KX112。ボディカラーはライムグリーン
ハンドルグリップ位置を左右35mm外側に拡大し、50mm前方に移動。ステップも10mm低く設定したことで、ゆとりのあるライディングポジションとワイドなハンドルバーにより、アクティブなボディアクションに対応するためのスペースを実現した

 スタイリングは、フルサイズのKXモデルをイメージして、ナンバープレート、フロントフェンダー、フォークガードに新デザインを採用。また、堅牢なペリメターフレームは、強度とねじれ剛性に優れ、エンジン性能を最大限に発揮してくれるほか、フレームのステアリングヘッドパイプを長く設計したことでフロントの剛性を向上。さらに、複数の部品をアルミ製に変更し、車重の軽量化も実現している。

減衰調整機能と底付き抵抗を備えたカヤバ(KYB)製φ43倒立フロントフォークを採用

 カワサキのフルサイズモトクロッサーから着想を得たシャシーコンポーネントを継承しつつ、全てのモデルに減衰調整機能と底付き抵抗を備えたカヤバ(KYB)製倒立フロントフォークを採用。フロントフォークインナーチューブ径を従来モデルのφ36mmからφ43mmに拡大し、より高い剛性を確保。さらに内部クリアランスの拡大により、減衰力調整の効果も向上させている。

 また、フロントフォークアウターチューブには潤滑性能・耐久性・質感が向上する“カシマコート”を施工。さらにフロントフォークは、従来の圧側減衰力調整機能のみではなく、新たに伸側減衰力調整機能も追加されている(スプリングプリロード調整は不可)。

2025年モデルと2026年モデルの前後ホイールトラベルの違い

 リアのショックロッド径は従来モデルのφ12.5mmから→φ14mmに拡大し、シリンダー長も380mmから390mmへ延長し、フルストローク付近での減衰特性と耐底付き性能を強化。さらにリアショックアブソーバー調整幅も拡大し、新たに圧側の高速減衰力の減衰調整機能を追加している。KX112、KX85 Lのリアサスペンションストローク量は、従来の275mmからフルサイズモトクロッサーと同等の305mmに増加させた(KX85 Lは変更なし)。

KX85
ボディカラーはライムグリーン
2025年モデルと2026年モデルのライディングポジションの違い

 さらに、前後ブレーキディスクの大径化により、制動力も向上。アジャスタブルハンドルバーにも改良が加えられ、さまざまな体格のライダーに対応したライディングポジションの調整を可能とした。エンジン性能を最大限に引き出す足まわりを得たKXシリーズは、ヤングライダーのキャリアを後押しする、本格的なレースマシンへと進化したとしている。

フロントブレーキには、従来モデルから大径化したφ240mmフロントブレーキディスクを採用。KX250と共通のキャリパー、マスターシリンダーを組み合わせることで、制動力、耐久力、コントロール性が向上。リアブレーキは、レバーの遊びを減らし、大径220mmブレーキディスクを採用することで、より精密なブレーキコントロールを可能としている
ダンロップの最新タイヤ「Geomax MX34」を装着。加速時のトラクション、ブレーキやコーナリング時のグリップ性能、泥はけ性能が向上し、スライドコントロール性の強化、フロントの接地感も向上したという
搭載するエンジンは、111cm3水冷2ストローク単気筒で、全回転域での十分なパワーと、特に高回転域での高いパフォーマンスを発揮。KX112は低回転域での優れたトルク特性を持ち、さまざまなレースコンディションで適切な駆動力を発揮する
2通りのハンドルマウントスロットを備えたアッパートリプルクランプと、リバーシブルハンドルマウントの組み合わせにより、計4通りの前後位置が設定可能なERGO-FITのハンドル調整機能を採用。さらに、2通りの高さを選択できるカラーによって、合計8通りのポジションが選択可能
より荷重を掛けやすくするために前後幅を拡大した新設計のステップを採用
優れた衝撃吸収性を発揮する軽量なレンサル製アルミファットバーを採用。また優れたグリップ感を提供する「ODIロックオングリップ」を装備する