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トヨタも出資するJASM熊本第2工場が3ナノ半導体製造へ 高市総理は「AIロボティクスや自動運転向けに使われていく」と歓迎

JASM熊本第2工場における3ナノ半導体生産を歓迎する高市早苗 内閣総理大臣(出典:首相官邸ホームページ掲載映像より)

 TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited、台湾積体電路製造股份有限公司)会長の魏哲家(C.C.ウェイ、C.C. Wei)氏ら関係者は2月4日、高市早苗 内閣総理大臣ら政府関係者を訪問。TSMC傘下のJASM熊本第2工場において最先端半導体となる3ナノ(3nm)半導体を製造することを伝え、高市総理もこれを歓迎した。

 JASM熊本第2工場は現在建設中の半導体工場で、TSMCが約86.5%、ソニーセミコンダクタソリューションズが約6.0%、デンソーが約5.5%、トヨタが約2.0%の株式を持つ。JASM全体として、自動車、産業、民生、ハイパフォーマンス・コンピューティング向けに40nm、22/28nm、12/16nm、6/7nmのプロセスルールによるロジック半導体を製造すると発表されていたが、今回のTSMC側の申し入れにより、世界最先端クラスの3nmプロセスルールによる製造を行なうことになった。

総理官邸を訪問したTSMC C.C.ウェイ会長(中央左)、(出典:首相官邸ホームページ掲載映像より)

 高市総理はこの決定を歓迎し、高市内閣として国産フィジカルAIの社会実装を強力に推進することを伝えるとともに、「3ナノロジック半導体はデータセンター向けに限らず、高市内閣の戦略分野に定めるAIロボティクスや自動運転向けに使われていく世界最先端の半導体です」と発言。最先端半導体の大きな用途が、AIデータセンター、AIロボット、そして自動運転にあることを示した。

TSMCの技術開発におけるロードマップ(2024年発表版)