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富士スピードウェイホテル、2026年リバリーのハースF1を展示中 GRに加え、シートまわりにはルーキーレーシングロゴも

2026年仕様のリバリーとなったハースF1。マシンそのものは2023年のVF-23だが、最新のリバリーを近くでじっくり見ることができる

 富士スピードウェイホテルでは、現在2026年仕様のリバリーをまとったハースF1を展示している。TOYOTA GAZOO RacingとMoneyGram Haas F1 Teamは2024年10月に車両開発などにおいて協力関係を結ぶことに合意。それ以降、ハースF1のマシンにはリアウィングなどにTOYOTA GAZOO Racingのロゴを見ることができた。

 トヨタ自動車 代表取締役会長 豊田章男氏はこの協力関係について、「People(ピープル):ドライバーやエンジニア・メカニックの人材育成」「Pipeline(パイプライン):データ解析・活用術」「Product(プロダクト):車両の開発」の3つのPがあるとし、F1再参戦ではなく、F1への再参加という状態であると語ってきた。

 2026年シーズンはその関係がさらに深くなり、TOYOTA GAZOO Racingがチームのタイトルパートナーになることを発表。チーム名もTOYOTA GAZOO Racingの略称であるTGRが付き、TGR Haas F1 Teamとして戦っていく。

富士スピードウェイホテル内に展示されたハースF1

 2026年シーズンのF1マシンはVF-26となり、そのリバリーもGRロゴが大胆にあしらわれたものとなっている。

 富士スピードウェイホテルに展示されたハースF1のマシンは、2023年仕様のマシンに、2026年仕様のリバリーを施したもの。さすがに最新マシンとはいかないものの、TOYOTA GAZOO Racingとハースの関与度合いが深くなったことを実感できる展示となっている。

 そして興味深いのは、このドライバーズシートを囲むエリアにルーキーレーシングのロゴが描かれていること。ルーキーレーシングは、豊田章男氏がオーナーのレーシングチームで現時点では日本を活動の場にしている。このルーキーレーシングのロゴが意味するものは、前述の3つのPの1つである「People」、つまり人(エンジニア)が人(ドライバー)を支えていくということになるのだろうか?

ドライバーシートを囲むように配されたプロテクションパーツに描かれているルーキーレーシングのロゴ
エアインテークの下あたりに配置。おそらくテレビ中継などでは映りにくいところにあると思われるが、いずれにしろ興味深い位置である

 いずれいろいろ明らかになっていくと思われるが、2026年のラリー・モンテカルロを訪れた際の豊田章男氏のインタビューでは、「トヨタがマニュファクチャラーとしてどんな貢献ができるんだと。どんな未来を作れるんだというところが大事になると思いますから、もうちょっとお待ちいただいて……」と、従来よりもF1との関わりを深くしていくというニュアンスの発言をしている。

 ハースF1の2026年仕様のリバリーに描かれたGRやルーキーレーシングのロゴが、より深くなった「F1再参加」以上のことを意味しているのかどうかは分からないが、F1のシートまわりにルーキーレーシングのロゴがあることの意味は、いろいろ楽しみであるのは間違いない。