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スバル/STI、スーパーGT2026参戦車両「SUBARU BRZ GT300」公開 水平対向6気筒3.0リッターターボエンジン「EG33改」で王者を目指す!
2026年2月26日 00:00
- 2026年2月24日 公開
スバルとSTI(スバルテクニカインターナショナル)は2月24日、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)にて、2026年のスーパーGT参戦車両「SUBARU BRZ GT300」を公開した。
走行に先立って行なわれたブリーフィングの冒頭で、STI代表取締役社長の賚寛海氏は、スバルの技術・開発部門を中心に歩んできた自身の経歴に触れ、「マシンの開発はさまざまな人の力を借りないと作れないものだと認識しながら40数年間携わってきましたが、レースも同じだと痛感しています」と語りつつ、「それゆえ多くの人の支援や声援を受け活動しているスーパーGT参戦においても感謝の気持ちと、有形・無形の何かをお返しできるよう努力していく」と会場に集まった多くの関係者にその思いを伝えた。
2026年シーズンは、1月に幕張メッセで開催された東京オートサロン2026ですでに発表した通り、2025年同様STIとR&D SPORTがタッグを組み、チーム総監督に小澤正弘氏(STI)、監督に澤田稔氏(R&D SPORT)の体制で挑む。ドライバーは井口卓人選手、山内英輝選手。リザーブドライバーは奥本隼士選手の3名体制となる。
参戦車両のトピックとしては、長年スバルモータースポーツの中核エンジンとして活躍し、スーパーGTのマシンにも搭載し続けてきた「EJ20」から、水平対向6気筒エンジンをベースにレース車両に向けてチューニングを施した水平対向6気筒3.0リッターツインターボエンジン「EG33改」への変更だろう。
EG33改は、かつて「アルシオーネSVX(1991年~1996年)」に搭載されていたものだが、ボア×ストロークはΦ90.0×76.8mm、排気量2932ccと、ボア×ストロークおよび排気量いずれもベースエンジンとは異なる。
このエンジンに高レスポンスのツインターボを装備し、それぞれに独立したインタークーラーを備える。また、左右独立排気のためマフラーが左右出しになっているのが、2025年シーズンの車両との外観上の大きな違いとなる。
シャシーは、2025年に刷新され剛性アップがなされたものを使用しているが、実はこの新エンジンの搭載を見込んで開発してきたものだという。エンジンの前後長、重量ともにアップしたものの、井口選手によると「出力アップによるメリットが大きい。重量増によるデメリットは思いのほか小さく、現時点ではかなりの好印象」とのことだ。
走行前に行なわれたブリーフィングでは、2025年シーズンの「SUBARU BRZ GT GALS "BREEZE"」のメンバーも挨拶を実施。メンバーは桜田莉奈さん、荏咲ろあさん、立華理莉さん、水神ききさんの4名。荏咲ろあさんは2026年シーズンからの新メンバーとなり、2025年に引き続き須藤セリナさんがSUBARU/STIモータースポーツアンバサダーとしてレースシーンを盛り上げる。
大排気量のFIA-GT3マシンをはじめとしたライバルたちと戦うために投入した新エンジンは、新開発ゆえに不具合も出ているのが現状だが、「それらをこれから克服して開幕戦からロケットスタートを決めたい」と賚氏は語る。
今後、岡山国際サーキット、富士スピードウェイでの公式テストを経て、開幕戦は4月11~12日の岡山国際サーキットで開催される。これまでの、その姿が見えなくてもすぐに分かるEJ20の特異なサウンドは少々薄れてしまった感もあるが、大幅に戦闘力の向上が期待できるニューマシンの走りが今から楽しみだ。








































