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東京高速道路KK線に高倉健氏の「356」や神奈川県警の「912パトカー」など空冷ポルシェが集結

空冷ポルシェに特化した展示イベント「LUFT TOKYO」が3月14日開催

2026年3月14日 開催
神奈川県警のポルシェ「912パトカー」

 LUFT TOKYO実行委員会は、俳優の高倉健氏が愛した「356」や神奈川県警の「912パトカー」などが登場する、空冷ポルシェに特化した展示イベント「LUFT TOKYO」を東京高速道路KK線の特設会場にて2026年3月14日に開催する。

「LUFT TOKYO」(主催:株式会社三栄、企画運営:株式会社髙田プロダクション、協賛:ポルシェ ジャパン、タグ・ホイヤー、グランツーリスモほか)は、カリフォルニア生まれの空冷ポルシェの祭典で、今回、2025年に廃線になり、現在は立ち入ることができない東京高速道路KK線を特設会場にして、ポルシェ好きによる、ポルシェ好きのための、日本でしかできない「ポルシェ・ミュージアム」が展開される。

写真はアメリカLuftgekühltの様子

5台の956 & 962を含むレーシング・ポルシェの競演

1964年の第2回日本GPを制した904

 会場では、日本のレース・シーンを彩った伝説のレーシングマシンとして、1964年の第2回日本GPを制した「904」、1968年の第5回日本GPで2位になった「910」が登場。また、1984年の全日本耐久選手権で活躍した「TRUST ISEKIポルシェ956」、故・高橋国光選手が1985〜1987年、1989年に全日本チャンピオンに輝いた2台の「アドバン・アルファ962C」を含めて、総勢5台の956&962が集結する。

 これだけの台数の956、962が集まるのは、1993年のグループC終焉後はじめてという。

1968年の第5回日本GPで2位になった910
1984年の全日本耐久選手権で活躍したTRUST ISEKIポルシェ956
故・高橋国光選手が1985〜87年(写真左)、89年(写真右)に全日本チャンピオンに輝いた2台のアドバン・アルファ962C

高倉健氏や八名信夫氏が愛したポルシェ356が登場

 1948年にスタートしたポルシェの原点というべき「356」の展示では、日本を代表する俳優、高倉健氏が新車で購入した「356 A1600S カブリオレ」、俳優、八名信夫氏が新車から20年以上にわたって愛用した「356 SC」も当時のナンバーのまま展示されるなど、Pre-AからSCまで30台以上が集結する。

俳優、高倉健氏が新車で購入した「356 A1600S カブリオレ」
俳優、八名信夫氏が新車から20年以上にわたって愛用した「356 SC」

神奈川県警のポルシェ「912パトカー」からスーパーカー「959」など貴重なポルシェが集結

 レーシングカーに限らず、日本に関係する様々なモデルが一堂に会するのもLUFT TOKYOの特徴。例えば1968年に神奈川県警に寄贈され活躍した日本の「スポーツカー・パトカー」のパイオニア、神奈川県警のポルシェ「912パトカー」や、スーパーカー少年のアイドル的存在だったポルシェ「930ターボ」の日本輸入1号車、4WD、空水冷ツインターボなど先端技術のデパートといわれたスーパーカー、ポルシェ「959」、1998年の全日本GT選手権に出場し、近年にレストアされた「ナインテン・ポルシェ993RSR」なども展示される。

ポルシェ「930ターボ」の日本輸入1号車
ナインテン・ポルシェ993RSR

日本のカスタムシーンを彩った伝説のマシンたち

 RUFがBTRエンジンのテストに用いたプロトタイプ「RUF BTR “NATO”」や、ヨーロッパ最大のカスタムカーショー“ULTRACE”で2025年のチャンピオンに輝いた、日本発のカスタム・ポルシェ「MADLANE 935ML」の2台など、夜のストリートで伝説を残したワイルドでアウトローなチューンド・ポルシェから、RUF、シンガーといった世界的なカスタム&チューンド・ポルシェまで、他ではなかなかお目にかかれないマシンも集結する。

 このほかにも東京高速道路KK線上には「たった1日限りのポルシェ・ミュージアム」と呼ぶにふさわしい、様々な年式、タイプの空冷ポルシェが集まる。

RUF BTR “NATO”
MADLANE 935ML

普段は入れないKK線に一度電子チケットを購入すれば当日の入退場は自由に

 会場となる東京高速道路KK線は現在は立ち入ることができない場所。LUFT TOKYOでは、一度電子チケットを購入すれば当日の入退場は自由となる。東京・銀座というロケーションを活かして、会場周辺で食事をしたり、買い物、映画を楽しんだあとに戻ってきたりするという楽しみ方もでき、昼間のKK線から夕方や夜にかけて表情が刻々と変わっていくKK線の景色も楽しむことができる。

現在は立ち入ることができない東京高速道路KK線特設会場