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マツダ 常務執行役員兼CIO 木谷昭博氏、「Adobe AI Forum Tokyo」でマツダのAI導入状況について紹介
2026年3月10日 18:10
- 2026年3月10日 開催
アドビは3月10日、浜松町コンベンションホール(東京都港区浜松町)においてAI利用について特化した「Adobe AI Forum Tokyo」を開催した。アドビが国内でAI特化型のイベントを開催するのは初で、製造業やマーケティング業など業種を超えたAI活用が紹介された。
このAdobe AI Forum Tokyoには、自動車業界からマツダが参加。マツダ 常務執行役員兼CIO(最高情報責任者) 木谷昭博氏がマツダのDX/AXについて紹介したほか、アドビ ジャパントランスフォーメーション本部 ディレクター マニッシュ プラブネ氏とのトークショーも行なわれた。
木谷CIOは、マツダのDXへの取り組みは業界の中でも早い方で、現在はAIへのトランスフォーメーション、つまりAXへの取り組みを加速しているという。特に生成AIであるLLM(大規模言語モデル)が出てからは本部長がリードする形でAIの活用に取り組んでおり、どのような業務がAIにできるのか、それによって効率化・省力化ができるのかさまざまな部署で検討しているとのことだ。
将来的に目指す姿としては日常の繰り返し業務であるエッセンシャル業務をどれだけ減らして付加価値業務をどれだけ増やせるかだとし、業務の再点検を行なっているという。
木谷CIOはエンジニアとAI業務開発を行なっているが、「エンジニアに言っているのは、(AIの開発)目標を99%にしようと。それぐらい目指さないと使ってもらえないよ」と語る。AI任せで行なえるものが70%であるとすると、30%は人間の手がかかるため、結局業務で使ってもらえない可能性が高いという。積極的に社員の業務で使ってもらえるためには、AIに業務の99%を任せられる必要があるとした。
また、この問題を突き詰めいてくと、AIの問題ではなく自分たちの基準の作り方がまずかった部分も見つかっていくという。AIを採り入れていく中で、業務フローの見直しも進んで行っている現状を紹介した。
このAdobe AI Forum Tokyoでは、アドビ チーフ トランスフォーメーション オフィサー 専務執行役員 松山敏夫氏や、Adobe Head of Solution GTM Strategy – APAC & Japan ジェレミー・ウッド氏らがアドビAIソリューションの事例も紹介。そのほか、AIサービスの展示なども行なわれていた。







