ニュース

フェラーリ、新型「アマルフィスパイダー」日本初公開 圧倒的なパフォーマンスとエレガンスと多用途性を融合

2026年3月25日 公開
フェラーリ・ジャパンは新型「アマルフィ スパイダー」の発表会を実施した

人生を謳歌する人たちへ向けた最高の1台

 フェラーリ・ジャパンは3月25日、新型オープンモデル「アマルフィ スパイダー(Amalfi Spider)」を日本初公開した。価格は4061万円から。

 アマルフィ(クーペ)は2025年7月に、フェラーリならではのパフォーマンスとエレガンス、日常でも楽しめる快適性と多用途性を兼ね備え、フェラーリの掲げるスポーティライフスタイルを象徴するモデルとして登場した。

 発表会に登壇したフェラーリ・ジャパン代表取締役社長のドナート・ロマニエッロ氏は、「アマルフィは南イタリアでも屈指の魅力を誇る海岸で、豊かな歴史と洗練された美しさに満ち、世界中の人々が訪れて夏を祝い、人生を楽しんでいる特別な場所です。このフェラーリのアマルフィは、海岸のエネルギー、海の力強さ、人生を純粋に自由に楽しむ精神からインスピレーションを受けて誕生したモデルで、その地へのオマージュでもあります」と説明。

フェラーリ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 ドナート・ロマニエッロ氏

 続けて、「アマルフィはスポーティネスとエレガンス、人生を楽しむ歓びを高いレベルで融合させたモデルで、真のフェラーリパフォーマンスを発揮しつつ、日常でも快適に楽しめる多用途性を備えていますが、今回発表するアマルフィ スパイダーは、その魅力をさらに解き放つ、オープンエア仕様となります」と紹介。

 最後に「アマルフィ スパイダーは、スポーツカーを愛し、ピュアで豊かな時間と人生を謳歌する人たちへ向けた1台です」と締めくくった。

フェラーリ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 ドナート・ロマニエッロ氏

新たなテクノロジーを搭載したアマルフィ スパイダー

フェラーリ プロダクト・マーケティング・マネージャー マッティア・メッジョリン氏

 発表会に合わせてイタリアのマラネッロ本社から来日した、プロダクト・マーケティング・マネージャーのマッティア・メッジョリン氏は、「テクノロジーこそがアマルフィ スパイダーの心臓部です。目に見える技術と目に見えない技術の数々が、驚くほど魅力的なドライビング体験を実現しています。よりパワフルで洗練されたV8ターボエンジンは、フェラーリならではのパフォーマンスと日常での扱いやすさを高次元で両立しました。640CVの途切れることのないパワーで、0-100km/h加速はわずか3.3秒。2基のターボチャージャーの回転速度を独立して制御することを可能にし、最大ターボ回転数を17万1000rpmまで引き上げました。また、8速デュアルクラッチ・オイルパストランスミッションは、最適化したことでギヤチェンジの滑らかさとスピードを向上させています」と説明。

フェラーリ プロダクト・マーケティング・マネージャー マッティア・メッジョリン氏

 続けて「ブレーキシステムも刷新し、ブレーキバイワイヤとABS Evo制御の組み合わせにより、100km/hから0km/hへの制動は30m、200km/hから0km/hへの制動はさらに10m短縮するなど、素早く正確な制動を可能としました。ペダルフィールも向上しており、ストロークはとても短いながらも正確で、安全性と車両コントロールの安心感が大きく向上しています。また、各ドライビングモード(ウェット、コンフォート、スポーツ、レース、ESCオフ)間でより明確なダイナミック特性の違いを実現しています。例えばウェットとコンフォートは驚くほど扱いやすく、スポーツやレースでは反応が大きく変化して、爆発的なパワーデリバリーや素早いギヤチェンジとなるほか、ステアリングはよりオーバーステア傾向になるものの、高い安全性も確保しています」とモードによる違いを紹介した。

ファブリック製ソフトトップの性能

 スパイダーの特徴でもあるファブリック製ソフトトップについては、「軽量かつ高耐久であり、Zフォールド・キネマティック(Z字型折り畳み)システムの採用により、13.5秒で開閉可能なほか、60km/hまでであれば走行中でも開閉可能です。また、5層構造のサンドイッチ・アコースティック・ファブリックが、風切り音やロードノイズを低減し、高速走行時でも静かなキャビン環境を実現します。ルーフを閉めた状態で255L、開けた状態でも172Lとクラス最高水準のラゲッジ容量を確保しています。さらに、ソフトトップは4色の特注ファブリックとオプションで2種類のテクニカルファブリックを用意しており、テクニカルファブリックは立体感のある織りが特徴となっています。また、ファブリックを内装の一部にも採用でき、これまでにない素材の一体感を演出可能となっています」と自分だけのエレガントな1台を作れることを強調した。

新型アマルフィ スパイダー

ボディサイズは4660×1974×1305mm(全長×全幅×全高)
乾燥重量1556kg、パワーウェイトレシオ2.42kg/CV
ホイールベースは2670mm。重量配分は前48:後52
トレッド幅はフロント1652mm、リア1679mm
タイヤはブリヂストンの「ポテンザスポーツ」でサイズはフロントが245/35ZR20、リアが285/35ZR20。ブレーキローターはフロントが390φ、リアが360φ
薄型のヘッドライト
各所にカーボンファイバーを採用
ルーフクローズ状態
搭載するV型8気筒3.9リッターツインターボエンジンは最高出力640CV/7500rpm、最大トルク760Nm/3000-5750rpmを発生。8速デュアルクラッチ・オイルパストランスミッションを組み合わせ、0-100km/h加速3.3秒、0-200km/h加速9.4秒、最高速320km/hを実現
新型「アマルフィ スパイダー」の内装
ステアリングスポークの左側にはADAS系の操作、右側には表示切替などのスイッチを配置。音量調節などは背面にロータリーダイヤルを備える
15.6インチのデジタル・インストルメント・クラスターを採用
シフトはスイッチ操作
ペダルまわり
中央には10.25インチディスプレイを備える
助手席前には8.8インチディスプレイを完備
ドアの一部やシートバックなどにもソフトトップと同じファブリックを指定できる
2名分の後席
後部座席の背もたれにはウィンドディフレクターが装備され、後方から車内に流れ込む気流を偏向し、頭部付近の乱流や騒音を低減。170km/hまで開閉可能となっている
ルーフを閉めた状態で255L、開けた状態でも172Lとクラス最高水準のラゲッジ容量を確保している

 発表会場では、エレガントで情熱的なオペラと、現代的で躍動感あふれるDJパフォーマンスが行なわれ、独創的な演出で「圧倒的なパフォーマンス」と「エレガンスと多用途性」というアマルフィ スパイダーの相対する2つの世界観が融合する魅力を表現していた。

情熱的なオペラ
ソプラノ歌手の中丸三千繪氏
テノール歌手の樋口達哉氏
情熱的なオペラ歌唱の後にアンベールが実施された