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鈴鹿F1日本グランプリ、3日間の入場者数は昨年を上回る31万5000人に 鈴鹿に戻ってからの最高記録を更新
2026年3月29日 18:10
鈴鹿サーキットは3月29日、3月27日~29日の3日間にわたって行なわれたF1日本グランプリの入場者数が31万5000人になったと発表した。これはF1開催が富士から鈴鹿に戻っての最高であった2025年の26万6000人を上回り、最高記録を更新した。
入場者数は、練習走行日(金曜日)7万5000人(前年比125%)、予選日(土曜日)11万人(同 121%)、決勝日(日曜日)13万人(同 113%)で、3日間合計で31万5000人(同 118%)となり、前年比で実に18%増となった。
2025年は決勝日の午前中は雨、さらにNEXCO中日本管内で高速道路のETC障害も発生しており、2026年の記録更新は確実と見られていたものの、3日間で平均しても10万人以上の人出となるなど世界的なF1人気上昇の影響が鈴鹿にもあったということだろう。
鈴鹿サーキットが事前に語っていたのが、映画「F1」の影響があったということ。映画F1の世界的なヒットの影響は日本でも現われており、チケット販売面で従来よりも若いモータースポーツファンが増えているという。実際、2026年のF1ではこれまでどおりのインバウンド客に加え、明らかに若い年齢層の家族などを見かけることが多くなっていた。
鈴鹿のF1日本グランプリは例年秋に開催され、シリーズチャンピオンが決まるなどF1の重要な局面に関わってきた。2024年開催から春に移動し、今年は3度目の春開催となるが、毎年集客数を伸ばしており、さくらとF1という日本独特の風景が世界に発信されている。
この集客数の増加に伴って問題視されているのが、近辺の渋滞などの問題や、鈴鹿サーキット内の場内コントロール。渋滞に関しては周辺の企業が企業活動を活発に行なっている金曜日が特にひどく、人出が少ない金曜日の渋滞がきついという状況が発生している。逆に言えば、この金曜日をうまく活用することができれば、入場者数も増え、渋滞も減らすことが可能となるだろう。
また、場内についてはイベントスタンドまわりの空間を広げるなどの工夫が行なわれていたものの、人の移動については問題が発生していたことがSNSなどで報告されている。F1開催が盛り上がり、モータースポーツの理解が広がることはよいことではあるのだが、来年の開催に向けて課題の解決が求められている。鈴鹿サーキットは柔軟な対応をすることで知られているサーキットであり、2027年の開催へ向けどのような工夫がされるのか期待したい。

