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鈴鹿F1日本グランプリ、3日間の入場者数は昨年を上回る26万6000人 角田裕毅選手効果で鈴鹿に戻ってからの最高を記録

鈴鹿サーキット発表によると、3日間で26万6000人が訪れているF1日本グランプリ。天候は雨のち曇り、曇天の中で決勝レースが行なわれている

2度目の春開催、鈴鹿復帰以降過去最高の入所者数を記録したF1日本グランプリ

 F1日本グランプリが4月4日~6日の3日間にわたって鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催されている。鈴鹿のF1日本グランプリは2024年開催から春に移動し、今年は2度目の春開催となる。

 2025年のF1日本グランプリも昨年同様にさくらが満開の中での開催となった。日本人F1ドライバーである角田裕毅選手が、トップチームであるレッドブルに移籍したこともあり話題は豊富。練習走行日の金曜日、予選日の土曜日とも天候に恵まれたことから、それぞれ6万人、9万1000人の入場者数を記録していた。

3日間の入場者数、3日間とも昨年の入場者数を超えた

 昨年は練習走行日(金曜日)5万人、予選日(土曜日)7万7000人、決勝日(日曜日)10万2000人で、3日間合計で22万9000人。日曜日の観客数次第ではあるが、F1開催が富士から鈴鹿に戻って最高を記録するのは確実とみられていた。

 しかしながら、決勝日である日曜日の天候は午前中雨、さらにNEXCO中日本管内で高速道路のETC障害も発生し、来場要素としてはマイナス要因が増えている状況にあった。

 14時の決勝スタート後、鈴鹿サーキットから決勝日の入場者数が11万5000人であることが発表され、3日間合計で26万6000人。3日間では、金曜日が1万人増、土曜日が1万4000人増、日曜日が1万3000人増と、3万7000人の増加で、2009年に鈴鹿サーキット開催に戻って以降の最高入場者数を更新した。

F1のトップチームであるレッドブルに移籍した角田裕毅選手。入場者数記録更新の大きな要素