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三菱自動車 岸浦恵介新社長、「オートモビルカウンシル2026」でスピーチ 「年内に投入する新型クロスカントリーSUVの準備は順調」
ブースでは歴代パジェロ5台を展示中
2026年4月10日 12:07
- 2026年4月10日 開催
4月10日、幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で「オートモビルカウンシル2026」(会期:4月10日~12日)が開幕した。その会場内の三菱自動車工業ブースにおいて、4月1日から新たに代表執行役社長 兼 COOに就任した岸浦恵介氏がスピーチを行なった。
三菱自動車ブースでは、「ブランドレガシーから見る過去~未来の三菱自動車らしさ」をテーマとして出展。「パジェロ」の初代モデルと2代目モデルに加え、パジェロの礎的な存在だった「J11デリバリ・ワゴン」、パジェロのコンセプトカー「パジェロⅠ」、初代パジェロのダカールラリー優勝車の5台を展示している。
こうなると期待が高まるのが新型パジェロだ。同社は1月の「東京オートサロン2026」で2026年に本格的なオフロード性能を持つ新型クロスカントリーSUVの投入を予告した。今回のオートモビルカウンシル2026で歴代パジェロシリーズを展示したということは、新型クロスカントリーSUVが新型パジェロにつながっていくと考えても不思議ではない。
会場でスピーチを行なった岸浦新社長はその歴代パジェロについて触れ、「パジェロは本格的な走破性と乗用車の扱いやすさ、そして快適性を融合させたクロスカントリーSUVです。現在主流となっている乗用車ベースのクロスオーバーSUVとは異なる魅力を持っています。どんな天候や路面でも自信を持って走り切ることができる走破性、過酷な使用にも耐える信頼性、長距離ドライブでも疲れにくい乗り心地と快適性によって、世界中のお客さまにご愛用いただいてきました。こういった特徴は世界一過酷なダカールラリーで磨き上げ、歴代パジェロのみならず、今日の三菱自動車のSUVに引き継がれています」とコメント。
また、岸浦新社長が入社した1993年当時について振り返り、「当時は2代目パジェロが大ヒットしており、キャンプ場やスキー場で多くのパジェロを目にしました。私はRVRスポーツギアに乗っていて、RVRスポーツギアも大変走りが良くて気に入っていたのですが、スキーに行った時に先輩のパジェロに乗せてもらうとパジェロはやはり別格で、雪深いところでも頼もしく自信を持って運転できました。仕事で世界中を飛び回ってきましたが、南米など道のわるいところで感じたのは、パジェロの乗り心地がとてもよく、疲れない。いつかはパジェロに乗ってみたいと思いながら現在に至っています」。
「また、ダカールラリーでは篠塚建次郎さんが日本人初優勝を遂げ、増岡浩さんが二連覇し、“4駆の三菱”というイメージが定着しました。増岡さんは若いころ、フランスでメカニック修行を行ない、クルマの構造を理解し、整備技術を身につけました。ラリーは壊れたところを直しながら走る面もあります。ダカールラリーで勝つために、すべてをささげた増岡さんの情熱に感銘しましたし、三菱ラリアートの活躍を誇りに思います」と述べるとともに、新型クロスカントリーSUVについて年内に投入する予定であることを改めて報告。「準備は順調に進んでおりますのでご期待ください」と締めた。
なお、スピーチの後に岸浦新社長は囲み取材に応じ、パジェロを所有したことがあるかとの問いに「残念ながら私は所有できなかったんです。いまはものすごく後悔しています」と述べるとともに、新型クロスカントリーSUVを新たにラインアップに加えることについて「本格的なクロスカントリーSUVというのは、われわれのブランドのまさに中心ですので、それを出し、三菱ブランドらしさをもっと磨き上げてブランド力を上げていきたい。これはわれわれ自身もそう思っていますし、われわれのお客さま、これからお客さまになっていただける方もきっとご期待されているのではないかと思います。満を持して年内に発売したいと思い、いま万全の準備を進めているところです」と説明した。






