ニュース
アイシンの音声文字起こしアプリ「YYSystem」と連携するAIスマートグラス「AiLENS V1」発売
2026年6月4日 16:17
- 2026年6月5日 発売
- オープンプライス
アイシンは6月4日、同社の音声認識・文字起こしアプリケーション「YYSystem」と連携できるスマートグラス「AiLENS V1」が2026年6月5日より発売されることを明らかにした。価格はオープンプライスで、SB C&Sでの価格は8万7780円。
「AiLENS V1」は、ThinkAR Japanが開発しSB C&Sが国内販売するAIスマートグラス。アイシンが提供するアプリケーション「YYSystem」と連携することで、会話内容をリアルタイムに文字化し、スマートグラス上へ字幕として表示できるようになるという。
「YYSystem」は、独自の音声認識技術によって音声をリアルタイムで文字化し、会話内容の可視化・記録・共有を可能にするアプリ。これまでも聴覚障がい者のコミュニケーション支援や、ビジネスにおける会議、現場作業の記録といった場面で幅広く活用されてきた実績を持つ。
スマートフォンを取り出さず、レンズ上で会話を確認可能に
今回の連携により、「YYSystem」が捉えて文字化した内容を、Bluetooth Low Energy 5.2を介して「AiLENS V1」のレンズ部へダイレクトかつリアルタイムに表示できるようになる。
ハードウェアとなる「AiLENS V1」は、Green MicroLEDディスプレイを採用したスマートグラス。本体質量は約38gと非常に軽量かつコンパクトな設計で、最大約10時間使用可能なバッテリを搭載する。
さらに、プライバシーやセキュリティに配慮し、あえてカメラ(撮影機能)を内蔵していない点も特徴で、社内会議や顧客先でも安心して使用できるとしている。
この連携によって、スマートフォンを手に取りづらい現場作業中や、相手の表情を見ながら自然に対話を行ないたい場面でも、視線を外すことなくリアルタイムに会話内容を把握できるようになり、アクセシビリティや業務効率の劇的な向上が期待されるという。
なお、「AiLENS V1」単体としては76言語に対応するリアルタイム翻訳機能や、原稿をレンズに表示させるテレプロンプター機能なども標準搭載されているが、「YYSystem」の利用時にはこれらの標準機能は使用できない仕様となっている。

