ニュース
アストンマーティンとエアバスのコラボヘリ「ACH130アストンマーティン・エディション」国内初納入 神戸空港で受領飛行
NOT A HOTELが展開するシェアサービス「NOT A GARAGE」で9月サービス開始へ
2026年6月16日 15:23
- 2026年6月16日 開催
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンは6月16日、同社の神戸空港事業所(兵庫県神戸市中央区)において、アストンマーティンとのコラボレーションにより誕生したラグジュアリーヘリコプター「ACH130アストンマーティン・エディション」の国内第1号機引き渡し式記念式典を行なった。
国内第1号機は、テクノロジーと建築を融合したホテルや住宅を展開する「NOT A HOTEL」へ国内初納入となり、同社が提供するモビリティのシェア購入サービス「NOT A GARAGE」の機体として複数オーナーでシェアされ、9月のサービス開始に向けて国内での運用が開始される。なお、NOT A HOTELではすでに同モデルの2機目も発注している。
気になる「NOT A GARAGE」での提供価格は、1口あたり5500万円。機体の主なスペックは、最高出力は952馬力を誇るサフラン・ヘリコプター・エンジン社製の「アリエル2D」ターボシャフトエンジンを搭載。乗車定員がパイロットを含めて7名で、巡航速度は約248km/h、航続距離は約642km。
式典の中で、エアバス・ジャパン代表取締役社長の西川栄治氏は、「本日は日本初となりますACH130アストンマーティン・エディションの引き渡し、そしてNOT A HOTELへの記念すべき第1号機をお祝いする特別な日でございます。安全性をはじめスピード、性能、快適性、エアバスの卓越した技術とアストンマーティンを象徴するデザインやスタイルが融合したこのヘリコプターの、想像を超えた体験と感動は、これから日本中で注目と羨望の的となるはずです。NOT A HOTELは短期間のうちに、その革新的なホスピタリティで大きな注目を集めてきました。ラグジュアリーホスピタリティを再定義するというビジョンは、この機体に体現されています。私たちは緊密なパートナーシップを今後さらに発展させていきたい」との期待を語った。
続いて登壇したエアバス・ヘリコプターズ・ジャパン 最高執行責任者兼社長のジャン・リュック・アルフォンシ氏は、同機の技術的特徴を解説。「このモデルは、アメリカのグランドキャニオンやハワイにおいて『もっと静かな航空機が必要だ』という切実な要望から生まれました」と明かし、世界の騒音規制基準値よりも5.9dB静かなクラス最高峰の静粛性を実現しているなどと説明した。
また、「この機体のクラスにおきましては、他にはない快適性を実現しております。アクティブダンピングシステムを開発・搭載したことで、大半のヘリコプターと異なり、このモデルは振動いたしません」と、最先端の技術力を強調。アストンマーティンとのコラボレーションについては、「最先端のテクノロジーを、ラグジュアリーな高級感を持った機体へと仕上げました。マジックカーペット(魔法の絨毯)のような体験をしていただけると思います」と表現した。
機体を受領する、NOT A HOTEL代表取締役の江藤大宗氏は、「今回のACH130アストンマーティン・エディションはおかげさまで完売し、多くの方々からご期待を寄せていただいています。エアバスの技術とアストンマーティンの美学が融合したこの機体は、栃木県の那須、群馬県のみなかみ、北軽井沢といった拠点をわずか1時間以内で結び、シームレスな移動を叶えます」と説明。
さらに江藤氏は「移動の制約から解放されることで、これまではアクセスが難しいとされていた場所も、最高の体験が叶うロケーションとなり、一等地の定義を変えていきます。上空から見下ろす美しい建築と、ダイナミックに変わりゆく絶景を分かち合う、皆様のご期待を超える新しいラグジュアリーの形を、9月のサービス開始に向けて着実に進めてまいります」との意気込みを話した。
式典では、機体の引き渡しを証明する納入証明書への調印式が執り行なわれ、江藤氏とアルフォンシ氏がそれぞれ署名を行なった。続いて、江藤氏へ記念模型などが贈呈された。
「ACH130アストンマーティン・エディション」は、アストンマーティンの高級スポーツカーにインスパイアされたインテリアを採用し、英国オックスフォードの職人技による美しい仕上がりを特徴としている。
式典を終えた機体は格納庫内や格納庫前でメディア向けに公開され、その後受領飛行へと飛び立った。




















