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ホンダ、競技専用車「CRF450R」「CRF450RX」フルモデルチェンジ 新設計フレーム&エンジンで戦闘力向上

2026年6月19日 発表
CRF450R:118万2500円
CRF450RX:122万6500円
ホンダがフルモデルチェンジを実施したモトクロス競技専用車「CRF450R(左)」とエンデューロ競技専用車「CRF450RX(右)」

 本田技研工業は、モトクロス競技専用車「CRF450R」とエンデューロ競技専用車「CRF450RX」をフルモデルチェンジし、2027年モデルとして9月4日に発売する。価格はCRF450Rが118万2500円、CRF450RXが122万6500円。6月19日~10月31日の期間限定受注で、受注状況によっては早期終了とする場合もある。

モトクロス競技専用車「CRF450R」の特徴

 モトクロス競技車両の新型「CRF450R」は、“極(きわみ)”を開発コンセプトにフルモデルチェンジを実施。軽量・コンパクト化と出力トルク向上を実現した新設計エンジンを、剛性・形状を最適化した新設計フレームに搭載し、軽量化による“高い走行自由度”と“突き抜けた動力性能”を目指した。

モトクロス競技専用車「CRF450R」。カラーリングはホンダオフロードモデルの力強さと情熱を表現する「エクストリームレッド」の1色設定

 パワーユニットは“突き抜けた動力性能”を目指し、最高出力と最大トルクを向上させつつ、エンジン全体のコンパクト化と軽量化を実現。吸排気バルブ径を拡大するとともにカムプロフィールを最適化し、中高回転域での吸排気効率を向上させた。

 また、燃焼室形状とピストン頭頂部の形状の最適化により、圧縮比を上げ燃焼効率を向上しつつ、クランクシャフトの形状やベアリングの構成も変更し、剛性向上と回転効率を改善。エンジン出力向上に伴い、より広い速度域で力強い駆動力を発揮させるため、トランスミッションのギヤ比の最適化も実施している。

 さらに、トランスミッションやクラッチなどの小型化により、エンジン幅の縮小と軽量化も実現。エンジンブレーキ発生時のバックトルクの緩和をラバーダンパーのみで成立させた“スリッパー機能”を採用した。

 そのほかにも、フレーム各部の剛性や形状を最適化し、荒れた路面での安定性とコントロール性を追求。スイングアームはメインパイプ断面形状や溶接ビートの変更を行なうなど、剛性バランスの最適化を図り、軽量化を実現した。加えて、フロントフォークは内部摺動部の表面処理にカシマコーティングを施したほか、極低速域から低速域での圧側減衰特性に優れたDBS(ダイナミック・ブロー・システム)構造を採用した。

 リアサスペンションはダンパーケース内面を切削加工により軽量化を実施。さらに内部ゴム製部品の形状を変更するなど安定感と応答性の両立を追求した。チタン製の燃料タンクは、スリムな形状を維持しつつ容量を拡大した。

エンデューロ競技専用車「CRF450RX」の特徴

「CRF450RX」は、CRF450Rをベースに「ナックルガード」や「サイドスタンド」、専用設計の「大型スキッドプレート」などを標準装備。燃料タンクはCRF450Rと共通のチタン製とすることで、軽量化とスリム化を実現しつつ、前後サスペンションやECUに専用セッティングを施すなど、エンデューロ競技をはじめさまざまなオフロード走行のシチュエーションに最適化したモデル。

エンデューロ競技専用車「CRF450RX」