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加藤製作所、REGZAMシリーズ第2弾となる新型「HD820-9」 土木現場の主力を担う20tクラス油圧ショベルカー
2026年7月6日 07:00
- 2026年7月 発売
- 2800万円(税別)
加藤製作所は、油圧ショベル“REGZAM”シリーズを刷新し、新型シリーズ第2弾として20tクラス油圧ショベル「HD820-9」を7月に発売した。価格は2800万円(税別)~で装備などにより異なる。
建設現場では、環境負荷の低減や燃費性能の向上に加え、作業効率・安全性・快適性・整備性へのニーズが高まっている。なかでも20tクラス油圧ショベルは、インフラ整備をはじめ、一般土木、造成、解体、積み込みなど幅広い現場で活躍する主力機で、日々の施工を支える高い作業量と、多様な現場への対応力が求められているという。
そこで加藤製作所は“REGZAM”シリーズを刷新。新型HD820-9は、従来機の基本性能を継承しつつ、作業時の安定感と使いやすさにも配慮し、20tクラスならではの力強い掘削・積み込み性能を向上。各部の新設計により、作業効率・環境性能・耐久性・整備性・居住性・安全性・車両管理性を高めた。
作業性能
従来機より定評のあるエンジンを継続採用し、出力・トルク性能を生かした新型コントロールバルブによる油圧システムを実現。より力強くスムーズでストレスのない操作フィーリングと作業速度を向上しつつ、燃料消費量の低減を達成。また、多種多様なアタッチメント(オプション)に対応する拡張性を備え、幅広い作業現場での活用を可能とした。
・燃料消費量:90度旋回捨て掘り時の燃料消費量6%低減(Pモード時)
・作業効率:90度旋回捨て掘り時のサイクルタイム3%短縮(Pモード時)
環境への配慮
・新型クリーンエンジンを搭載:「特定特殊自動車排出ガス規制2014年基準」に加え、欧州の排出ガス規制(欧州Stage V)にも適合させた。
・国土交通省「超低騒音型建設機械」の指定を取得:「低騒音型建設機械」として定められた騒音基準値よりもさらに6dB 以上を下回る製品として国土交通省「超低騒音型建設機械」の指定を取得。
・国土交通省「2020年燃費基準100%達成建設機械」の認定を取得:一定の燃費基準を達成し、燃費性能の優れた建設機械として、国土交通省「燃費基準達成建設機械認定制度」における2020年燃費基準100%達成(☆☆☆)の認定を取得した。
・排出ガス後処理ユニット(DOC+DPF+SCR)を搭載:黒煙除去フィルタ(DPF)により、排気中の粒子状物質(PM)を捕捉し排出量を大幅に低減するとともに、DPFに堆積したススを効率的に燃焼・再生。また、選択還元型触媒装置(SCR)により、排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を低減。
耐久性・整備性
・ブームとアームの各関節ブッシュ(軸受け)を高性能焼結ブッシュに変更。連結ピンへのグリス保持力が高まり耐久性が向上した。
・旋回モータの刷新により、耐久性を35%向上。
・各種フィルタをエンジンルームに集約する一体配置により、日常点検やメンテナンス性も向上させた。
キャブ内の快適性
・走行フレームを刷新。耐久性を確保し泥落ち性を向上。
・アームトップ、アームフート、ブームフート、ブーム中央のボスに鍛造ボスを採用し耐久性が向上・新型キャブ(運転席)を採用。足元をはじめとする前方空間を拡大し、乗降時ならびに作業時の居住性を向上。
・従来より定評のあるAPC制御システムを継承。タッチパネル操作で作業モードとアタッチメント油圧流量など最適な設定を可能とした。
・分割式フロアマットを新規採用し、清掃をより容易にした。
安全性
・7インチワイド液晶パネルのカメラ画像表示領域を面積比で91%拡大し、視認性を向上。
・サイドデフロスタ機能を採用し、サイドウインドウにキャブ内から送風することで曇りや霜を除去し、右側視界を向上。快適で安全な作業をサポートする。
・人検知サラウンドビューシステムを新設定(※オプション)。機体周囲の人を検知し、事故のリスク低減に貢献する。
セキュリティ・管理性
・テレマティクス(稼働管理システム)「K-Cast」を搭載:1台ごとの位置情報や稼働状況、燃料残量等の遠隔監視が可能。車両管理効率を高めることで、現場運営やメンテナンス計画の最適化に寄与する。
・新型エントリシステムを採用:従来のタグ認証からパスワード入力による認証に変更し、タグの紛失防止や車両盗難のリスク低減に貢献する。
新型「HD820-9」の仕様
運転質量:21,000kg
標準バケット容量:0.8m 2
エンジン:ヤンマー製(4TN107)
エンジン定格出力:120.7 kW/2000min-1
最大トルク:788Nm/1500min-1
