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チーム三菱ラリーアート、田口勝彦/保井隆宏ペアの「トライトン」がAXCR2026総合優勝 AXCR2年連続制覇
日本人のドライバー、コ・ドライバーによる総合優勝は初の快挙
2026年8月17日 13:29
- 2026年8月17日 発表
三菱自動車工業は8月17日、同社が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」の106号車、田口勝彦/保井隆宏ペアの「トライトン」がタイで開催された「アジアクロスカントリーラリー2026(AXCR2026)」(現地時間:8月9日〜15日開催)において、総合優勝を獲得したと発表した。AXCRにおいて日本人のドライバー、コ・ドライバーによる総合優勝は初の快挙。
AXCR2026にチーム三菱ラリーアートは、ピックアップトラック「トライトン」(T1仕様=改造クロスカントリー車両)の3台体制で参戦、106号車の優勝により2年連続で総合優勝を果たした。
大会は総走行距離2145.19km、競技区間921.80km(コース変更により短縮)で争われた。今大会はパタヤをスタートし、プラーチーンブリー、ナコーンサワン、カンペーンペット、ピッサヌロークなどを巡る全6レグで構成。スコールによる水没路面や軍演習場での距離短縮、入り組んだ農道でのナビゲーション、岩場や溝など横転のおそれがある過酷な環境下で行なわれた。
優勝した田口選手はレグ1で3番手につけると、レグ3でSSトップタイムを記録して総合首位に浮上。最終レグまで後続とのタイム差をコントロールし、2分25秒差となる12時間58分20秒で初優勝を飾った。
チーム三菱ラリーアート総監督の増岡浩氏は、「この大会31回目で、初めて日本人ペアの優勝ということで、同じ日本人として、すごく誇りに思いますし、これほどうれしいことはありません。今年は最初から僅差の戦いで、誰が勝ってもおかしくないような大会で、チームのみんながしっかりチームプレーに徹してくれてつかんだ勝利だと思っています。三菱自動車は過酷な環境で戦うモータースポーツ活動を、量産車開発につなげてきました。エンジニアの育成も同様で、こうした場での経験が、日常の業務に活かされていくはずです」とコメントした。
優勝した田口勝彦選手は、「保井選手とともに限界ギリギリで走り抜きました。未舗装路をその場の判断で攻めるAXCRならではの難しさと面白さがありますが、事前に徹底して高めたトライトンのハンドリング性能のおかげで狙いどおりのラインを走り続けられ、パンクを避けることができました。優勝できたことは本当にうれしいですが、最終SSの途中で追い抜かれた悔しさも残っています。次回は走りでも完全に勝ちきりたいですね」と振り返った。
そのほか、社員ドライバーの小出一登/千葉栄二ペアの118号車が総合27位、前年勝者のチャヤポン・ヨーター/ピーラポン・ソムバットウォンペアの101号車が総合36位となった。
小出選手はレグ1でコース脇の溝にスタックしタイムアウトのペナルティを受けたものの、以降は大きなミスなく走行し、SS5で8番手タイムをマークするなど完走に貢献した。ヨーター選手はレグ2でのパンクやレグ4での右リヤのヒット、レグ5でのエンジン不調に見舞われつつもゴールまで走り切った。
チーム三菱ラリーアートは出走した3台全車が完走を果たした。
AXCR2026 チーム三菱ラリーアート 四輪部門総合成績
1位:田口勝彦/保井隆宏(12時間58分20秒)
27位:小出一登/千葉栄二(20時間58分30秒)
36位:チャヤポン・ヨーター/ピーラポン・ソムバットウォン(34時間48分43秒)

