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アステモ、グローバルサプライヤーとしての成長を目指し本社機能を東京駅前の八重洲に移転 3つのフロアを報道公開
2026年9月2日 09:06
アステモは9月1日、八重洲(東京都中央区)に移転する本社の報道公開を行なった。アステモが新たに本社を移転するのは、東京駅前八重洲地区の大規模複合再開発エリアに建設された「TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)」内の、28F~30Fのフロア。現在、大手町と横浜にある本社機能を同じ場所に移転してコミュニケーションの円滑化も図っていく。
正式な移転日は10月1日、9月7日から順次移転が行なわれ業務が始まるため、一部内装準備中ではあるがこのタイミングで報道公開を行なった。
アステモ 人材統括本部 日本人事総務本部 人総務部 ダイレクター 菊地敏明氏と、同 経営戦略統括本部 コーポレート・コミュニケーション本部 広報・渉外部 部長 シニアダイレクター 橋本浩樹氏が新本社のコンセプトに付いて説明。アステモは本社機能を大手町のビルに置いていたが、コロナ禍の際にリモート出社を本格化させるとともに、本社フロアの面積を半分に縮小。現在も、出社・リモートは必要に応じて選択できるハイブリッドワークを採用しているものの、出社する社員が多くなり手狭になっているという。
また、本社機能もグローバル機能は大手町、国内機能は横浜と別れており、この八重洲本社の開設に伴い一つの場所に本社機能をまとめ、さらなるコミュニケーションの活性化も狙っているという。
菊地氏によると、この新本社はABW(Activity Based Working)を重視してデザイン。28階、29階、30階とそれぞれ異なるテーマでフロアがデザインされており、この3つのフロアをつなぐ社内専用階段を設置することで、フロア間の移動に伴う社員同士のコミュニケーションの発生にも期待するという。
アステモの受付は28階にあり、この28階は「テクノロジ」「原点、移動の自由」をテーマにデザイン。ホワイトやシルバーのカラーをメインとしてデザインされており、受付のほかに来客者向けラウンジ、社外の人との会議室、社内専用会議室などがレイアウトされる。
29階はフリーアドレスのオフィスになり「サステナブル」「現在、今を支える責任」をテーマにデザイン。各所に観葉植物が配置され、オフィスチェアもグリーン系のものが採用されている。デスクも、向かいの人が見えやすいブーメランデスクと呼ばれるタイプのものが多くあったりと、コミュニケーションの促進を意識しているとのことだ。
この29階にはカフェエリアがあり、単なる休憩スペースではなく従業員同士のコミュニケーションを図るようなデザインになっているという。オープンタイプのデスクで仕事ができるように、モバイルバッテリが用意されていたり、ファミレスのようなデスクがあったりと、さまざまな形で他部署の人たちと会話しやすいよう配慮されている。
28階から30階を結ぶ社内専用階段も、このカフェエリアの近くにあり、従業員はフロアを抜けていきながら社内専用階段にアクセス。多くの人に会えるような動線設定になっている。
30階は「アドバンスド」がテーマといい、「未来、モビリティの挑戦」をコンセプトにデザイン。カラーもブルー系統となり、29階とは異なる印象のオフィスエリアが広がっている。役員エリアもこの30階にあり、すりガラスでパーティション分けされている。役員エリアの公開はなかったが、役員がカフェエリアに行くためには、オフィスを抜けて社内専用階段を使う必要があり、役員と社員とのコミュニケーションの促進も意識しているとのことだった。
菊地氏は、この八重洲の新本社について、「アステモが目指す今後の働き方や価値観、未来の挑戦ということを形にしたものです。ABWの考え方も採り入れ、人のつながりや価値観を生み出し、最大限に能力を発揮できるという環境を目指して一所懸命作ってきた」と語る。
なお、アステモは本田技研工業の連結子会社であり、本田技研工業の新本社も八重洲地区に建設中である。この地理的関連について確認してみたが、特に関連はないとのこと。今後いろいろなビルが建ち、国際都市として発展が予想される八重洲地区に魅力を感じたとのことだった。









