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いすゞ初の燃料電池路線バス「エルガFCV」発売 トヨタと共同開発で航続距離は300km以上
2026年10月5日 12:38
- 2026年10月5日 発売
いすゞ自動車は10月5日、トヨタ自動車との共同開発でいすゞ初となる燃料電池(FC)路線バス「エルガFCV」を発売した。
2024年発売のBEV(バッテリ電気自動車)フルフラット路線バス「エルガEV」をベースモデルとし、いすゞ自動車が車体の企画・開発・設計を、トヨタ自動車がFCシステムの開発をそれぞれ担当した共同開発車両となる。
パワートレーンは、屋根上に最高出力113kWのFCスタックと157Lの高圧水素タンクを3本搭載。充填した水素と空気中の酸素との化学反応で発電した電力を用いて、最高出力220kW(110kW×2)、最大トルク970Nm(485Nm×2)のモータを駆動する。
水素充填時間は約10分で、航続距離は300km以上を確保。FCシステムと高圧水素タンクを屋根上にコンパクトに配置することで、ベース車と同様に車内フロアのフルフラット化を実現し、バリアフリー性を高めている。また、災害時などの非常用電源として活用できる外部給電機能も搭載した。
安全面では、自車前方の歩行者や自転車を検知してドライバへ通知する「フロントブラインドスポットモニター」を装備。あわせて、ドライバーステータスモニター(DSM)と連動するドライバー異常時対応システム(EDSS)を備え、ドライバに異常が発生した際には車両を減速・停車させ、自動でパーキングブレーキを作動させる。さらに、乗客および運転士の負担を軽減する車いすワンタッチ固定装置をオプション設定している。
主要諸元(代表車型)
・車両型式:ZBC-LV828LA
・車両サイズ:10545×2485×3440mm(全長×全幅×全高)
・ホイールベース:4990mm
・モータ:交流誘導電動機
・モータ最高出力:220kW(110kW×2)
・モータ最大トルク:970Nm(485Nm×2)
・FCスタック最高出力:113kW
・高圧水素タンク:157L×3本
・駆動用バッテリ:リチウムイオン電池(88kWh)
・水素充填時間:約10分
・航続距離:300km以上
・最小回転半径:7.9m
