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フォルクスワーゲン、新型バッテリEV「ID. ティグアン」世界初公開 航続距離最大600km

2026年10月9日(現地時間)発表
新型バッテリEV(電気自動車)「ID. ティグアン」

 独フォルクスワーゲンは10月9日(現地時間)、新型バッテリEV(電気自動車)「ID. Tiguan(アイディ. ティグアン)」を世界初公開した。

 ドイツおよび欧州諸国での先行販売は10月13日に開始。装備により「Trend」「Life」「Style」「R-Line」の4種類グレードが設定され、価格は4万2695ユーロから。発売は2027年初頭を予定しており、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドシステムを搭載した現行「ティグアン」と並行して販売される。

 ID. Tiguanは、累計生産台数95万台を超える「ID. 4」および「ID. 5」の後継となるミッドサイズSUV。エクステリアデザインを刷新し、4枚のドアには手で引いて操作するクラシックなドアハンドルを復活させた。

 パフォーマンスレベルは、出力140kW(190PS)で58kWhバッテリを搭載する後輪駆動モデル、出力210kW(286PS)で77kWhバッテリを搭載する後輪駆動モデル、出力220kW(299PS)で77kWhバッテリを搭載する4輪駆動モデル「4MOTION」といった3仕様を設定。

 出力とバッテリ容量にもよるが、WLTPモードにおける航続距離は最大600kmに達するといい、牽引能力はバッテリ容量58kWhモデルでは最大1800kg、77kWhモデルでは最大2000kgとしている。

 インテリアでは、新開発のコクピットレイアウトを導入。欧州のフォルクスワーゲンモデルとして初めて12インチの助手席ディスプレイを設定。助手席乗員はプライバシーモードを利用することで、ドライバーの視界を遮り注意をそらすことなく、Bluetoothヘッドホンで音楽などを聴ける。

新型EV「ID. ティグアン」のインテリア

 また、運転席の10インチドライバーディスプレイ「Digital Cockpit」と、中央の15インチインフォテインメントディスプレイも刷新。マルチファンクションステアリングホイールの「View」ボタンから新機能「Retro(レトロ)」ディスプレイを有効にすると、「Golf IV(ゴルフIV)」を象徴するブルーとレッドを組み合わせたメーターがDigital Cockpitに表示される。中央ディスプレイのRetroビューでは、「Golf I」や「Beetle」など6種類の過去モデルを選択して表示可能となっている。

 そのほかにも、エアコンディショナーの基本機能やオーディオの音量調整など、重要な機能の操作には物理スイッチやダイヤルを採用。前席にはスマートフォン用のQi2規格対応ワイヤレス充電ベースが2つ配置される。

新型EV「ID. ティグアン」