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【JMS2026】ホンダが提唱する「いつものドライブが誰かの喜びになるとしたら?」をDX技術を活用した多様なアプリで実現
2026年10月14日 13:20
- 2026年10月13日~16日 開催
- 入場無料(全来場者事前登録制)
本田技研工業は、幕張メッセで開催中(会期:10月13日~16日)のジャパンモビリティショー2026にて、「いつものドライブが、誰かの喜びになるとしたら?」と提案型ブースを展開している。
本田技術研究所のチーフエンジニア SDV研究開発センター SDV商品サービス開発 デジタルラボの井上大輔氏によると、現在ホンダは独自のプロダクトやアセットと、最新のデジタル技術を掛け合わせて、顧客価値とアイデアを高速に検証し、新しいサービスを創出するデジタルラボというチームがあり、東京の虎ノ門のオフィスで100人ほどで活動しているという。
今回JMS2026ホール3の「ZONE3・J-10」にあるホンダブースでは、移動の可能性を拡張する取り組みとして、VR(バーチャルリアリティ)技術を活用した仮想同乗体験「Honda DIVE(ホンダ ダイブ)」や、ドライブをエンタメにするアプリ「with Emile」、シビックTYPE R専用データロガーアプリ「Honda LogR」など、DX技術を磨く部署デジタルラボの手掛ける最新技術を体験できる。
推しとドライブに行ける「Honda DIVE」
Honda DIVEは、VR技術を活用して車内外の人をつなぐ仮想同乗体験サービス。離れた場所にいる人や身体的な理由などで移動に制約のある人でも、VRゴーグルを通じて車内空間や車窓からの景色を360度視点で体感でき、会話や音楽を共有しながら、まるで同じ空間で一緒に移動しているかのような臨場感を体験できるシステム。JMS2026の会場では、予約制になるが4人ずつ体験が可能。3月にサービス提供を実施した6人組男性ダンス・ボーカル・ラップグループLIL LEAGUE from EXILE TRIBE(リル・リーグ)の山田晃大さんと難波碧空さんとのドライブを楽しめるほか、5月に実施したアイドルグループ超特急のカイさんとリョウガさんも登場する。
ドライブの“おとも”「with Emile」
ドライブのおとも「with Emile」は、AIで喋る相棒やバーチャル相乗りで、新たなドライブ体験を提供にするアプリ。アプリをスマホにインストールして走行時に起動しておけば、自車位置と連動してドライブ好きの相棒「Emile(エミル)」がご当地情報を教えてくれたり、相乗りしている「モバター」からリアクションをもらえたりする。
開発に携わった井上氏は、「一緒に乗っている子供が後席でスマホのゲームをずっとしていて会話がない……。そういった車内に楽しい会話をもたらしてくれるのがエミルです。エミルはホンダのデザイナーが、固有のホンダ車ではないけれど、ホンダ車っぽくてカワイイ自動車としてデザインしてくれました」と説明。不定期に実施しているイベントでは、ぬいぐるみのプレゼントなども実施している。
また、自分のエミルは、同じアプリを使用している他人のスマホでは「モバター」として表示され、接触があれば相乗りさせてもらえる。行き先はその人に完全にゆだねることになり、その人がアプリを終了した場所で解放される。また、その場所を誰かが通ればピックアップされ、相乗りがスタート。自由気ままにドライブを楽しんできてくれるし、途中の足跡もたどれるようになっている。
アプリ内では「Emy」という通貨があり、貯めることで自身のアイコンを装飾できるほか、相乗りさせてくれた人にハートを送ることで、相手の「Emy」が増える。井上氏は、「相手にハートを送る行為こそ、今回の出展テーマである、『いつものドライブが、誰かの喜びになるとしたら?』を、まさに体現しているもので、お互いにハートを送り合うことで喜びを分かちあえるし、ドライブ自体が楽しくなります」と教えてくれた。
なお、現状はiPhoneのみトライアル版として無料提供している。
車載ディスプレイオーディオ専用飲食店検索アプリ「EatMo」
「EatMo」は、ナビを使って飲食店を探せるアプリ。同乗者と一緒にお店を巡りあうことで、新しいお店を発見したり、会話を広げることでドライブをもっとワクワクさせてくれる。
使い方も簡単で、アプリを開くと近くの飲食店が距離順で表示されるので、気に入った店舗カードをめくり詳細を確認。行きたい店舗が決まったら「Go!」ボタンを押すだけで Googleマップの目的地に簡単にナビ設定される。
現状の適合は、Google搭載Honda CONNECTディスプレイを搭載するアコード、シビック(2025年式~)、プレリュードおよび、Honda CONNECTディスプレイを搭載するシビック(2022年式~)、シビックTYPE R、CR-V e:FCEV、フィット、Honda e、ヴェゼル、ZR-Vとなっている。
シビックTYPE R専用データロガーアプリ「Honda LogR」
シビックTYPE R(FL5)の性能を余すことなく楽しむために専用開発された、データロガーアプリ「Honda LogR」は、開発ドライバーが運転技術を磨く中で、自らの運転操作やクルマの状態を見える化し「アドバイスをしてもらえたらどんなに役立っただろう?」という思いやノウハウを結集したアプリ。
車両挙動やさまざまな情報を表示するパフォーマンスモニター機能と走行データを自動解析しスコア化するスコアリング機能を搭載。また、日常の走行をスコアリングする「Auto Score機能」と、サーキット走行でのデータ収集、解析を行なう「Data Log機能」と2種類のスコアリング機能も内蔵している。
スマホで運転スキルを採点「Road Performance」
運転スキルをリアルタイムで計測してくれる無料アプリ「Road Performance」は、シビックTYPE R(FL5)に搭載されたHonda LogRを、「さらに扱いやすくすべてのドライバーに!」をコンセプトに開発が進められ、2025年8月にトライアル版がリリースされた。
ダウンロードしたスマートフォンをクルマに置き、スタートボタンを押して走るだけで、日ごろの運転スキルを自動で計測し、いい運転をすると「Good Breaking, 81points!」などと音声で褒めてくれる。すべての採点結果が記録され、その記録を振り返ることもできる。
「加速」「減速」「旋回」「直進」「複合」の全5シーンで運転技術を評価し、1つ1つの運転シーンでスコアリング結果をリアルタイムに音声で通知。日常の道路を舞台にスキルを試せ、リアルタイムスコアリングが運転に新たな楽しみを加えてくれる。
穏やかな加速・減速、滑らかなコーナリングがハイスコアにつながり、速いスピードを出すことが運転の巧さではなく、ドライバーの操作と車両の動きが滑らかにつながり、いかに安定した走行を実現するかが求められる。
またWebサイトでは、50位までの月間ランキングや、自身のベストスコア、まわりのドライバーの平均スコアが分かるダッシュボードも確認できる。
走りが、姿を持つ「Graphica Drive」
2026年6月にリリースされたばかりの「Graphica Drive」は、運転操作に応じて車両のグラフィックやゲージが動き、日常のドライブを高揚感ある体験へと変える車載ディスプレイ専用アプリ。
運転操作とリアルタイムに連動し、走行中の姿を直感的な3Dグラフィックで表現してくれる。現状は「Gメーター」「ステアリング舵角」「ブレーキ圧」「アクセルペダル位置」「ヨーレート」「エンジン回転数」で、今後もゲージの追加アップデートを予定しているという。
ただし、適合車種は現在プレリュード(2025年式以降)のみとなっている。



























