ニュース

【JMS2026】小糸製作所、レクサス新型「ES」に採用された高精細ADB搭載ヘッドライトを展示

2026年10月13日~16日 開催
小糸製作所が量産を開始した高精細ADB搭載ヘッドライト

 小糸製作所は、「ジャパンモビリティショー ビズウィーク2026」(幕張メッセ:10月13日~16日開催)において、レクサスの新型「ES」のヘッドライトに採用され、国内初の量産が開始された「高精細ADB(Adaptive Driving Beam)」に関する展示を行なっている。

 ADBは、車載カメラやセンサで前方の車両などを検知し、ハイビームの照射範囲を自動制御する先進安全技術。従来のハイ/ロービーム切り替えとは異なり、対向車や先行車の部分だけ光を当てないよう自動で調整し、それ以外の道路を明るく照らす機能を持つ。

 今回、同社が量産を開始した高精細ADBは、1万6000分割のマイクロLEDの点消灯をピクセル単位で制御する技術を採用。対向車や先行車のサイズに合わせて遮光範囲を縮小するほか、歩行者に対しては減光するなど、まぶしさへの配慮とドライバーの視認範囲拡大の両立を図ったという。さらに拡張機能として、より精細な描画による起動時のアニメーション表示にも対応する。

高精細ADBの特徴
対向車に合わせて遮光する様子を展示の奥の方で確認できる

 今回の展示ブースは、「KOITO Technology(光の最先端技術)」と「Co-Creation(協業による技術)」と大きく2つのテーマで構成。

 光の最先端技術では、ターンシグナルの点灯に合わせて路面にV字型のサイン(シェブロン)を描画する「シグナルロードプロジェクション搭載ヘッドライト」、ランプ表面のヒーターで付着した雪や氷を溶かす機能を搭載する「融雪ランプ(ヘッドライトおよびリアランプ)」、自動運転モビリティに対応する周辺監視センサーの「LiDAR(短距離用・長距離用)」について紹介。

 協業による技術では、デンソーやJ-QuAD DYNAMICSとの協業で開発を進めているドライバーの視線の方向を検知し、その先をロービームで追加照射する「ドライバーモニター連動AFS」、東京大学との共同研究技術として微細構造で光の進み方を自在に制御する次世代レンズ「メタレンズ」について紹介している。