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スラストマスター、「グランツーリスモ7」公式ステアリングホイール「T-GT III」発表 Direct Axial Drive方式採用で最大トルク10Nm

2026年10月3日 発表
「グランツーリスモ7」公式ライセンスステアリングホイール「T-GT III」

 スラストマスター(Thrustmaster)は10月3日、「グランツーリスモ7」のオフィシャルライセンスを受けた5代目のステアリングホイール「T-GT III」を発表した。

 T-GT IIIのフルバンドルは2026年12月3日に発売予定。価格は13万6400円。クリスマスまでには世界各地のユーザーに届けられる予定で、詳細は今後数か月のうちに発表される。

 T-GT IIIは、グランツーリスモ向けに設計された初のDirect Axial Drive方式バンドルであり、ロードセルペダルセットを同梱する初の製品。Direct Axial Driveモーター構造により、5Nmの定常トルクと最大10Nmまでのオーバーシュート容量を実現し、トルク飽和を防ぐことで低遅延と素早いレスポンスを可能にした。

 また、独自のHARMONYテクノロジーと高周波トルクを組み合わせたハプティクス効果を搭載。シフトチェンジの挙動を伝える「GEAR JOLT」や、エンジン回転数に合わせてシャシーを共鳴させる「ENGINE ROAR」といったフィードバック機構を備える。製品はソフトウェアやファームウェアのアップデートに対応し、ゲーム側のアップデートに合わせて機能を進化させていくとしている。

 なお、同発表に合わせて「グランツーリスモ ワールドシリーズ」のオフィシャルパートナーにスラストマスターが加わることが明らかにされた。スラストマスターとグランツーリスモは16年にわたり協業を継続しており、これまでにも公式ステアリングホイールやペダルセットの開発を先駆けて行なってきた。今回、グランツーリスモ ワールドシリーズのオフィシャルパートナーに加わることで協業体制を強化する。

「グランツーリスモ ワールドシリーズ」のオフィシャルパートナーにスラストマスターが加わる

 グランツーリスモ シリーズ プロデューサーの山内一典氏は「スラストマスターとは長年続いてきたパートナーシップがあり、彼らは何年もの間ドライビング体験を向上させるソリューションを提供することによりグランツーリスモに忠実であり続けてくれました。私たちが共にしてきた旅の中で、ステアリングのテクノロジーを通じて私たちが望む感覚を拡張することができましたし、ゲームも進化しました。私たちはグランツーリスモ ワールドシリーズのパートナーとして彼らを迎えられることを嬉しく思います」とコメント。

 スラストマスター 開発・ライセンシング担当ディレクターのジルス・ラウレ氏は「グランツーリスモが求める精密な基準を満たすことは、決して容易ではありません。16年にわたる協業を通じ、山内さんは常に、あらゆる意味でゲームに向き合いコミットされてきました。その姿勢があったからこそ、あのレベルの忠実性を実現するため、ほかの誰も容易には引き受けられなかったであろう極めて挑戦的なプロジェクトにも取り組むことができました。情熱が常に議論の中心にあるからこそ、このコラボレーションは、毎年私たちのチームに新たなインスピレーションを与え続けています」と述べている。

 なお、グランツーリスモ ワールドシリーズのオフィシャルパートナーとしては、MOZAに続く加入となり、一方、ファナテックについては引き続きオフィシャルステアリングパートナーを務め、ワールドシリーズのライブイベントでは公式ハードウェアとしてファナテックの機材が継続して使用される。

「T-GT III」製品概要

対応タイトル:PlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ7」(Spec IVアップデート対応)
駆動方式:Direct Axial Drive方式(グランツーリスモ向け初)
モーター性能:定常トルク5Nm、オーバーシュート容量最大10Nm
ペダル:ロードセルペダルセット同梱
新機能:HARMONYテクノロジーによるハプティクス効果(GEAR JOLT、ENGINE ROAR)