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三菱自動車、新型「アウトランダーダイヤモンドトレイルエディション」世界初公開 ROCKモード新設で走破性を向上

2026年11月3日(現地時間)公開
三菱自動車が新型「アウトランダー ダイヤモンドトレイルエディション」を世界初公開した

 北米三菱自動車(MMNA)は11月3日(現地時間)、米国ラスベガス・コンベンションセンターで開催されている「SEMAショー2026」にて、アウトランダー史上最もオフロード性能とアドベンチャー性能を高めたとい「アウトランダー ダイヤモンドトレイルエディション(Outlander Diamond Trail Edition)」を世界初公開した。

 新型アウトランダー ダイヤモンドトレイルエディションは、三菱自動車の四輪駆動統合制御システム「S-AWC(Super-All Wheel Control)」に、専用セッティングとなる「ROCK(ロック)」モードを新たに追加した点が最大の特徴で、2027年前半に北米市場への投入が予定されている。スタッフによると価格はまだ未定だが、「かなり抑えた価格帯で出したいと頑張っています」とのこと。また現状では東京オートサロン2027への出展予定はないという。

ボディカラーには新色「トレイルグリーンメタリック」を採用。ホワイトルーフとのツートーンのほかモノトーン仕様もある

 ROCKモード選択時は、ブレーキ制御によるホイールスリップの抑制とトラクション確保が通常モードよりも素早く作動するほか、メーターパネルには前輪の舵角、各輪のスリップ状況、トラクションコントロールの作動状態をリアルタイム表示で確認できる。

 さらに、通常モデルでは約10km/hまで作動するマルチビューカメラシステムを、約30km/hまで作動範囲を拡大。ROCKモード選択と同時にヒルディセントコントロール(HDC)も自動で作動し、ドライバーが設定した速度を維持して急勾配の岩場やモーグル路面を安全に降坂できるようアシストしてくれる。

各輪のスリップ状況、トラクションコントロールの作動状態をリアルタイム表示で確認できる
新たにステアリングの舵角も確認できるようになった
ちなみにROCKモードへはブレーキを踏んでいないと入れられない仕様
センターコンソールにあるモード切り替えダイヤル。7時の方向に「ROCK」モードが追加されている
ROCKモードの画面。車両もちゃんとダイヤモンド トレイル エディションになっている
MUD(泥)モード
SNOW(雪)モード
GRAVEL(砂利)モード
TARMAC(舗装路)モード
NOMALモード
ECOモード

アプローチアングルを拡大した専用エクステリアと防水インテリア

 エクステリアは、マットブラック仕上げのダイナミックシールドやフロントグリル、ブラックインナーヘッドライトを採用。新造形の前後の専用バンパーにより、アプローチアングルは標準車の18.3度→20.5度へ、デパーチャーアングルは22.2度→23.1度へと大幅に拡大。

オーバーフェンダーやドアガーニッシュには鋳肌調シボを施し、マットブラック仕上げのフロントグリルなどを採用している
ノーズガードとボンネットデカールはオプション
切り上げたバンパー形状にしたことで、アプローチアングルは通常モデルの18.3度→20.5度へ拡大。また通常モデルは樹脂のアンダーガードはスチール製になり、強度が高められている
リアバンパーも切り上げ形状に変更され、デパーチャーアングルは通常モデルの22.2度→23.1度へ拡大している
リアフェンダーには専用デカール
リアドア下部には専用エンブレム
テールゲートにも専用エンブレムがあしらわれている

 足まわりには、ワイドな専用オーバーフェンダー、18×7.5インチのブラックアルミホイール、ネクセン製オールテレーンタイヤ「Roadian ATX」を装着。ルーフラックの装着や長尺物の積載を容易にするハイタイプルーフレールも標準装備する。ボディカラーは、大自然のアースカラーをモチーフにした新色「トレイルグリーンメタリック」を設定し、ホワイトルーフとの2トーン仕様も選べる。

18インチマットブラックアルミホイールとオールテレーンタイヤを装備。マッドガードはオプション設定

 インテリアは、撥水性に優れ、手入れが容易なダークグレーの専用シート表皮を採用し、アクセントとしてカーキ色のステッチをあしらっている。インパネやドアトリムは質感の高いテクスチャード・マットブラック、ダーククローム、ダークサテンで引き締められ、シートバックやフロアマット、ドアトリムにはスリーダイヤをアレンジした専用ロゴが配されている。

専用ロゴがあしらわれたダークグレーのシートは、撥水性に優れていて、手入れも簡単な専用シート表皮を採用している
ドアアームレストはロゴ入り専用タグを備える
スカッフプレートにもロゴがあしらわれている
専用ロゴ入りフロアマットは水や泥にも強い厚手のゴム製
ドアを開けると地面にロゴを照射(オプションアイテム)
イグニッション始動時にはメーター内にダイヤモンド トレイルエディションのロゴアニメーションが現れる
ラゲッジルームにも汚れに強いゴムマット(専用ロゴ入り)を装備

ダイヤモンド トレイル エディションのコンセプトモデルも登場

 SEMAブースには、ダイヤモンド トレイル エディションをさらに進化させた2台のコンセプトモデルも展示している。1台目は、アンダーソン・デザイン&ファブリケーション製1.5インチリフトアップサスペンションにBFグッドリッチのトレイルテレーンT/A(265/65R18)を組み合わせ、Thule製ラックに積載したスペシャライズドのマウンテンバイク2台とともに、同色ペイントのキャンピングトレーラー「GulfStream Trail Boss 1090K」を牽引するオーバーランド仕様。

ダイヤモンド トレイル エディション オーバーランド仕様
タイヤはBFグッドリッチのトレイルテレーンT/A(265/65R18)を装着
同色ペイントのキャンピングトレーラー「GulfStream Trail Boss 1090K」を牽引する仕様

 2台目は、最も過酷な地形での走行を想定したエクストリーム・トレイル仕様で、Flatout Suspension製「GR Lite」ストラットキットによる2.5インチのリフトアップを実施。Method Race Wheels製の18×8.5インチ「707」ホイールにBFグッドリッチのオールテレーンT/A KO3(265/65R18)を組み合わせるほか、ルーフにはThule製ルーフトップテントやラフカントリー製トラクションボード、LEDライトバー&ライトポッドを備え、本格的な踏破力をアピールした1台。

過酷な地形での走行を想定したエクストリーム・トレイル仕様
スタックした際に使用するラフカントリー製トラクションボードも搭載
400kgまで耐えられるThule製ルーフトップテント
Method Race Wheels製の18×8.5インチ「707」ホイールにBFグッドリッチのオールテレーンT/A KO3(265/65R18)を組み合わせる
白は飲料水、赤は燃料を入れる想定のタンクを装備
ラゲッジルームにはスペアタイヤを搭載

ラリー仕様トライトン、デリカD:5アルティメットギア、アウトランダースポーツも展示

 そのほかにも、チーム三菱ラリーアートが過酷な国際オフロードレースで通算5戦3勝を挙げているFIA公認アジアクロスカントリーラリー(AXCR)参戦車両「トライトン」の実車。東京オートサロン2026に出展し、現行型として米国内では初めて公式展示されるカスタムミニバン「デリカD:5 アルティメットギア」、エントリーSUVに多彩な純正アクセサリーを架装した「アウトランダー スポーツ トレイル エディション」が並び、幅広いラインアップでブランドの冒険心を表現している。

アジアクロスカントリーラリー(AXCR)参戦トライトン(2025年優勝マシン)
東京オートサロン2026に出展し、米国では初展示となる「デリカD:5 アルティメットギア」
「アウトランダー スポーツ トレイル エディション」、日本では「RVR」として販売されていたモデルだが米国では健在