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日産、「セントラSpec-V」「ダットサンS30」「フロンティアRONIN」「アルマダジャングルパトロール」などコンセプトモデル一挙公開
2026年11月5日 12:41
複数のカスタムコンセプトを出展
北米日産は11月3日(現地時間)、米国ラスベガス・コンベンションセンターで開催されている「SEMAショー2026」にて、スポーツセダン「セントラ」の伝説的グレードを現代に蘇らせた「セントラ Spec-V コンセプト」をはじめ、複数のカスタムコンセプトモデルを出展している。
セントラ Spec-V コンセプトは、北米市場に「セントラ SE-R」が投入されてから35周年を迎えたことを記念して製作された1台。かつて米自動車メディアから「真のスポーツセダン」と称賛され、USインポートチューナーから高い人気を誇った名車のスピリットを現代のセントラで再解釈したモデル。
エンジンルームには、最高出力300HPを発生する2.0リッター直噴ターボエンジンを搭載し、「ジューク NISMO RS」から流用・強化された6速MTを組み合わせている。足まわりには、特注のNISMO製車高調整式サスペンションキット、NISMOスタビライザーを投入。また、NISMOの19インチアルミホイール「LM-RS1」や、GT-R用のブレンボ製ブレーキキャリパーも移植。
インテリアも同じくGT-Rから流用したレカロ製フロントシートを配置。エクステリアは専用ボディキットに加え、「GT-R NISMO」の大型リアスポイラーを装着し、精悍なスポーツコンパクトに仕立てている。
初代S30をV6ツインターボにスワップした「ダットサン S30 コンセプト」
ダットサン S30 コンセプトは、フォーミュラ・ドリフトのチャンピオンであり、長年の日産車を愛用しているクリス・フォースバーグ選手が率いるチームが製作した1台。初代フェアレディZ「S30」の象徴的なロングノーズ・ショートデッキボディに、現行型「フェアレディZ(RZ34型)」に搭載されているV型6気筒3.0リッターツインターボエンジンをスワップした本格的なレストモッドモデルとなる。
エンジン本体にはNISMOパーツによるアップデートが施され、主要なボディパネルは軽量なカーボンファイバー製へと換装。専用開発のサスペンションや強化ブレーキシステムを組み合わせることで、クラシックな美しい佇まいと現代の圧倒的な動力性能を融合させた。
SCCAレーサー「Project NAT2 SCCA Touring 2」
レースを愛する日産のエンジニア集団「日産アクセラレーションチーム(Nissan Acceleration Team:NAT)」がプライベートの時間を使って開発した本格的なレーシングマシンが「Project NAT2」は、北米の著名なアマチュアレース統括団体であるSCCA(Sports Car Club of America)の「ツーリング2(T2)」レギュレーションに準拠して製作。
NISMOパーツおよびアフターマーケットパーツを組み合わせてエンジン、サスペンション、ブレーキシステムを強化。内装は徹底的にはがされ、フルロールケージをはじめとする各種競技用セーフティギアが組み込まれている。
フロンティア“RONIN”コンセプト
車名の「RONIN(浪人)」は、日本語の“主君を持たない武士”に由来していて、組織や枠組みに縛られず、あらゆる過酷な道を恐れず突き進む孤高の戦士のようなキャラクターと、秘められた無限のポテンシャルを象徴している。
エクステリアは、フルサイズピックアップ「タイタン(TITAN)」からサスペンションを移植したことで、トレッド幅は左右合計で約12インチ(約305mm)もワイド化され、地上高も4インチ(約102mm)以上リフトアップを実現。また、プロトタイプの17インチビードロックホイール「NISMO ASCEND(ニスモ・アセンド)」と、外径35インチの横浜ゴムのオフロードタイヤ「ジオランダー X-AT(GEOLANDAR X-AT)」が組み合わされる。
さらに、過酷な岩場からボディ下部を守るロックスライダーをはじめ、夜間の視界を確保する高輝度ドライビングライト、荷台に備わる頑丈なスペアタイヤキャリアなど、NISMOオフロード用アクセサリーパーツ群をフル装備。パワー向上に対応した特注の大型ブレーキキットも組み込み、確実なストッピングパワーを確保している。
パワーユニットは、フロンティア標準のV型6気筒3.8リッターエンジンをベースに、ツインターボチャージャーを組み込んだハイパワー仕様を搭載。あらゆる路面状況・地形でも余裕の瞬発力と高速巡航性能を引き出せるようチューニングが施されている。
インテリアもスポーツテイストで統一。乗員の体をホールドする特注のスポーツバケットシートを配し、ダッシュボード周辺には過給圧やエンジン状態を監視するツインターボ用の追加メーターをレイアウト。さらに、地形図(トポグラフィカルマップ)をモチーフにした幾何学デザインの専用シートベルトが採用されるなど、オフロードの冒険心をくすぐるディテールが散りばめられている。
パスファインダーXE-V6コンセプト
ミドルサイズSUV「パスファインダー」の、生誕40周年を記念したカスタマイズモデル「パスファインダー XE-V6 コンセプト(Pathfinder XE-V6 Concept)」は、北米市場で人気を博した初代WD21型や、1980年代の「パトロール」を想起させるレッドベースにブラック、チャコール、シルバーのグラフィックストライプを配置。かつて搭載されていたV型6気筒3.0リッターの系譜を伝えるレトロな「XE-V6」エンブレムをあしらった1台。
足まわりには、悪路走破性を大きく引き上げる4インチリフトアップサスペンションキットを装着。プロトタイプの18インチNISMOホイールにヨコハマ製オフロードタイヤ「ジオランダー」を組み合わせている。
さらに、アプローチアングルを稼ぐカスタムハイクリアランスオフロードバンパーや、ルーフラックに加え、背面にはフルサイズタイヤを保持するスイングアウト式スペアタイヤキャリアを装備。最新モデルの快適性と40年のヘリテージ、そして本格的なオフローダースタイルを凝縮した1台に仕上げた。
アルマダ ジャングルパトロール コンセプト
フルサイズSUV「アルマダ(Armada)」を大胆にカスタマイズした「アルマダ ジャングルパトロール コンセプト(Armada Jungle Patrol Concept)」は、過酷な砂漠やサファリの現場で比類なき耐久性を証明し、世界中の冒険家たちを支え続けてきたSUV「パトロール(Patrol)」のヘリテージとタフなスピリットに敬意を表し、現代のアルマダをベースに本格的なジャングル探検スタイルへと変貌させたモデル。
ルーフとウインドウを大胆に取り払ったオープンルーフ構造で、車体全体を強固なチューブラーロールケージで囲い、サファリや野生動物の観察ツアーで見られる伝統的なサファリカーさながらの「内向きシート」をレイアウト。360度どこへでも視界が開ける特別なキャビン空間を創り出している。
足まわりは、特注のロングトラベルサスペンションを採用、圧倒的なストローク量を確保しつつ、大径37インチのヨコハマ製オフロードタイヤ「ジオランダー」をセットし、高い最低地上高と悪路走破性を両立させている。
ボディは、障害物から車体を強固にガードする特注スチール製バンパーやワイドなフェンダーフレアを装着。さらに、ルーフやバンパー部には高輝度なNISMOオフロードライトを多数配置することで確実な視界を確保。フルサイズSUVならではの力強い存在感に、パトロールの冒険心と本格サファリカーの実用性を凝縮させている。

































