ニコル・オートモビルズ、「ALPINA B5 ビターボ ツーリング」日本導入 価格は1574万円に決定 |
ニコル・オートモビルズは4月11日、「ALPINA B5 BiTurbo Touring(ビターボ ツーリング)」を発売した。価格は1574万円。
B5 BiTurbo Touring | |
エンジン | V型8気筒ビターボ 4394cc |
ボア×ストローク[mm] | 89.0×88.3 |
圧縮比 | 9.2:1 |
最高出力[kW(PS)/rpm] | 382(520)/5500 |
最大トルク[Nm(kgm)/rpm] | 715(72.9)/3000-4750 |
変速機 | 8速スポーツAT |
全長×全幅×全高[mm] | 4915×1860×1455 |
ホイールベース[mm] | 2970 |
前/後トレッド[mm] | 1600/1600 |
重量[kg] | 2020 |
前後タイヤ | 255/35 ZR20、285/30 ZR20 |
トランク容量[L] | 560-1670 |
使用燃料 | 無鉛プレミアム |
燃料タンク容量[L] | 70 |
B5 ビターボ ツーリングは、今年行われたジュネーブモーターショーでワールドプレミアされたモデルで、BMW 5シリーズ ツーリングをベースとする。
ベースモデルは直列6気筒エンジンのみのラインアップだが、B5 ビターボ ツーリングはオールアルミ製のV型8気筒 4394ccエンジンを搭載。これに「BiTurbo」の名が示す通りツインターボを組み合わせ、最高出力382kW(520PS)/5500rpm、最大トルク715Nm(72.9kgm)/3000-4750rpmを発生。トランスミッションはZF製のスポーツ・モード付き8速AT。
これにより、0-100km/h加速は4.8秒、最高速は303km/hを実現。
その一方で、エンジンは燃料直噴システムや吸排気可変バルブタイミング機構「ダブルVANOS」を採用し、排出ガスと経済性の両面を向上させた。
足まわりでは、ステアリング・アシスタンス、スロットル・レスポンス、DSCなどと連携する電動調整式サスペンション(ダイナミック・ドライビング・コントロール)を搭載し、コントロール・スイッチによって「ノーマル」「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ+」のいずれかのプログラムを選択できる。
アルミホイールは軽量を謳うALPINA CLASSIC(StylingIII)20インチ・ホイールを採用し、これにミシュラン製Pilot Super Sportを組み合わせた。ランフラット・タイヤは、重量が重くなるため意図的に装着しなかったと言う。
インテリアでは、レザーインテリアやコンフォートシート、高性能ナビゲーション・システム、ハンズフリー・テレフォン・システム(Bluetooth対応)、キセノン・ヘッドライトなどを標準装備。また、ステアリングを手縫いのLAVALINAレザー巻きとしたほか、インストゥルメントパネルなどに採用するALPINAウッドトリム“Myrte”は、アメリカ太平洋岸のみに見られる月桂樹属の素材を用いており、ラグジュアリー性とクラシックテイストを巧みに演出する。
なお、B5 ビターボ ツーリングは左ハンドルが標準仕様だが、メーカーオプションで右ハンドル(+39万7000円)の選択も可能。そのほかのオプションとしてボディーカラーにALPINAブルーまたはALPINAグリーン(いずれも+55万円)を用意するほか、電動パノラマ・ガラス・サンルーフ(チルト&スライド、コンフォート・オープン/クローズ機能付、+21万5000円)もセレクトできる。
■アルピナフリーダイヤル
Tel:0120-866250
(編集部:小林 隆)
2011年 4月 12日