ブリヂストンは5月7日、スポーツラジアルタイヤのフラッグシップ「POTENZA RE-11A（ポテンザ アールイー イレブン エー）」を発表した。RE-11Aは、これまで同社のフラッグシップタイヤとなっていたRE-11の後継製品。発売サイズは、185/60 R14 82H～265/35 R18 93Wの19サイズで、5月9日より順次発売。価格はいずれもオープンプライス。

　RE-11Aは、RE-11と同様のトレッドパターンを採用。シームレスステルスパターンや非対称形状などは引き続き採用している。サーキットから一般路まで使用可能なタイヤだが、RE-11からはタイヤのコンパウンドをスポーツ走行を意識したものに変更。RE-11に比べ、路面への接地性が向上しており、この新コンパウンド採用に伴って接地面の剛性を引き上げている。

RE-11Aのトレッドパターン。RE-11からの変更はなく、新コンパウンドの採用と、内部構造の変更が行われている	外観からの主な区別点は、サイドウォールに刻まれる「RE-11A」の文字

　その結果、RE-11比で1周目ラップタイム、最速ラップタイム、平均ラップタイムのいずれも向上。ドライのコーナリング性能、ウエットのコーナリング性能も向上しているとするものの、摩耗ライフ性能は若干の低下を見ている。

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