トヨタ、ターンパイクで期間限定のカフェサロン「86 PIT HOUSE」をオープン
10月1日~12月14日。コンセプトは「大人のための至高の早朝峠ドライブ」

カフェサロン「86 PIT HOUSE」はターンパイク ビューラウンジ内に設置される(写真右側)

2012年10月1日~12月14日期間限定オープン



オープンから間もなく数台の86オーナーが「86 PIT HOUSE」に訪れていた

 トヨタ自動車は10月1日、TOYO TIRESターンパイク ビューラウンジ内サテライトにおいて、カフェサロン「86 PIT HOUSE」の営業を開始した。86 PIT HOUSEは12月14日までの期間限定となっており、営業時間は平日が8時30分~17時30分、土日祝日が7時~18時。

 同社は小型FRスポーツカー「86(ハチロク)」の発売と同時に、スポーツカーカルチャーの浸透を目的に「峠カルチャー」「フォトカルチャー」「サーキットカルチャー」「ネットカルチャー」「カスタマイズカルチャー」「コラボレーションカルチャー」「ショップカルチャー」の7つのアクションを実施すると発表している。86 PIT HOUSEはその一環として営業するもので、コンセプトに「大人のための至高の早朝峠ドライブ」を掲げ、休日の朝にドライブや峠の景色を堪能した後に仲間と語り合える空間を目指した。

 86 PIT HOUSEからは、天気がよければ富士山や芦ノ湖、相模湾、伊豆諸島、房総半島などを望めるほか、店舗内にリフレクションミラーでできた円上の構造物を設置し、朝日がさまざまな角度で店内を照らすといった空間演出が施される。この構造物の内側には「道の写真」をテーマに、国内外の道路の写真を撮影する五條伴好氏の作品を展示しており、美しい日本の峠の写真を楽しむことができる。また、日本初のフレンチトースト専門店「LONCAFE」とコラボレーションし、86 PIT HOUSE限定品を含む全6種類のフレンチトーストも用意される。


86 PIT HOUSEは2階にある外の階段を上がると壁面に「86 PIT HOUSE」のロゴと文字が書かれてあった
86 PIT HOUSEのエントランス
店内は黒を基調とするシックな雰囲気。カウンターまたはテーブルでフレンチトーストを楽しめるメニュー内容
カウンター越しに富士山を見ることができる。取材当日は曇りだったため見えなかった86 PIT HOUSE限定フレンチトーストは単品980円、ドリンクセット1280円。LONCAFE白金店限定のアフォガード風フレンチトーストも用意される
リフレクションミラーでできた円上の構造物。その内側には五條伴好氏の作品が展示してあった

 トヨタマーケティングジャパン スポーツカーカルチャー推進グループ マーケティングディレクター 喜馬克治氏に話を伺ったところ、お店の名前は86 PIT HOUSEとなるものの、「86オーナーのみならず、スポーツカー好きの方はぜひ仲間と一緒に来ていただきたいですし、86 PIT HOUSEから望む雄大な景色を楽しんで欲しい」と、その魅力を語っていた。

 天候不順などによりターンパイクが通行止めになった場合は86 PIT HOUSEも休止となる。事前にTOYO TIRESターンパイク 早川料金所(Tel:0465-23-0385)へ問い合わせてみるとよいだろう。

 なお、すでに募集は締め切られているが、10月13日にターンパイクでメーカー初のオフィシャルオーナーズイベント「86S(HACHI-ROCKS)」が行われる。同イベントでは早朝パレードランや、「SHOOTING CURVE」と呼ばれる機材を使っての自車走行シーンの撮影など、さまざまな催し物が行われる。

86 PIT HOUSE
場所:TOYO TIRES ターンパイク ビューラウンジ内サテライト(神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋字中尾山955-1)
期間:10月1日~12月14日予定
営業時間:平日 8時30分~17時30分、土日祝日7時~18時
飲食提供:LONCAFE(http://loncafe.jp/)

(編集部:小林 隆)
2012年 10月 1日