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ホンダ、世界初となる“オーガアシスト機能”搭載の大型除雪機「HSL2511」
新型Vツインエンジン搭載。簡単な操作で熟練者並みの除雪作業が可能
(2013/8/9 19:27)
本田技研工業は、大型除雪機の新型モデル「HSL2511」シリーズを11月に発売する。価格はHSL2511(JE)が150万1500円、HSL2511(J)が162万7500円。全国のHonda汎用製品取扱店(農機特約店、特約ホームセンター、2輪販売店など)で販売される。
HSL2511シリーズはホンダの除雪機ラインアップで除雪幅110cmに対応する大型機種。走行・除雪で使う空冷4サイクルのV型2気筒OHV 688ccエンジンは、ガソリンエンジン式除雪機として世界初となる電子制御燃料噴射装置(FI)、独自の回転数電子制御技術(電子ガバナ)などを採用。燃費性能を従来機から約15%向上させ、排出ガスを低減している。
さらに上位機種のHSL2511(J)では、ボディーの傾斜をセンサーによって常時計測。除雪面の変化によってボディーが前後左右に傾いたときは、オーガ(除雪部)の角度を自動的に調整する「オーガアシスト機能」を世界初採用。これに中型除雪機に搭載されて評価の高い「オーガリフト機能」「オーガリセット機能」などを組み合わせた「スマートオーガシステム」を搭載することで、大型機種ならではの強力な除雪能力を操作に慣れていない人でも気軽に利用できるよう工夫されている。このほかに除雪機能では、降り積もった雪を数回に分けて除雪する「段切り除雪」で威力を発揮する「オーガローリング機構」、除雪する雪の深さに合わせてオーガの高さを無段階調整する「オーガ高さ調整機構」をシリーズ共通の装備として採用している。