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【メディア4耐】4時間の激闘が終了。ティーポ/デイトナチームが2連覇

Car Watchチームはラストラップに1つ順位を上げ15位完走

 9月7日16時にスタートした「第24回 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」(以下、メディア4耐)の決勝レースは予定どおり4時間を経てチェッカーとなった。チームCar Watchは15位完走、周回数は178周となった。優勝は昨年に続き「ティーポデイトナロードスター」。

 最後の1時間は、スパートをかけるチームもある一方、合計90Lしか使えないという燃費の壁にあたりペースダウンするチームも見受けられた。

ゴールへ向けペースをアップする各車
4時間後のゴール。優勝はティーポ/デイトナチーム。ティーポ/デイトナチームは昨年に続きメディア4耐を連覇した

 チームCar Watchはスタートから3時間14分を経過した際、石川和也氏から最後のドライバーとなる岡本幸一郎氏にバトンタッチ、スパートをかけてもらった。しかしながら、交代直後に他チームと接触。幸いにしてクルマの走行にはまったくダメージのない程度の接触だったため、ペースを落とすことなく周回を重ねた。

 ほかのチームもタイムを上げるなか、岡本氏の着実で速いドライブで少しずつ順位を上昇。ファイナルラップを迎えるころには17位へ順位を上げ、ファイナルラップの1コーナーで前を走るチームを捉え、そのまま16位でチェッカーを受けると思われた。

 しかし、チームCar Watchより上位のチームがファイナルラップでガス欠。コース途中で止まることとなった。結果、チームCar Watchの順位は1つ上がって15位となった。

 走り終えた岡本氏はぐったりとしながらも「最後のミッションを果たせてよかった。最後の最後に抜き返されないように頑張りました」とコメント、ラストラップに順位をアップできたことに喜んでいた。

最後のアタックを行う64号車Car Watchロードスター。ドライバーは岡本幸一郎氏
ゴールへ向け着実に順位を上げていくことができた
走り終えた直後の岡本幸一郎氏。さすがにヘロヘロになったようだ
水分を補給中。ラストラップに順位を上げるなど、さすがの走りを見せていた
4時間を無事に完走したチームCar Watch。メディア4耐は、4時間の耐久レースを重大なトラブルなく戦えるロードスターのポテンシャルがあってこそ成立するレースだ

(正田拓也/安田 剛/Photo:高橋 学)