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日産、さがみ縦貫道で自動運転技術搭載車の実証実験を開始

「車線内走行・車間距離制御」「自動合流・自動分岐」「自動車線変更」などを実施

自動運転技術を搭載したリーフの前で握手をする日産自動車 志賀俊之副会長と黒岩祐治 神奈川県知事
2013年11月25日発表

 日産自動車は11月25日、自動運転技術を搭載する電気自動車(EV)「リーフ」を使った実証実験を、圏央道(さがみ縦貫道路)で開始したと発表した。

 同社は自動運転技術を搭載したリーフが、公道実証実験を目的にナンバープレートを取得したことを9月に発表しており、今回の実証実験はこのリーフを使って行われた。

 実証実験は、さがみ縦貫道 寒川南IC(インターチェンジ)~寒川北IC間で実施され、周辺の道路状況を検知し、ハンドル、ブレーキ等を自動的に制御する自動運転技術を搭載したリーフで「車線内走行・車間距離制御」「自動合流・自動分岐」「自動車線変更」「IC走行」などを行ったという。

 今回の実証実験開始に伴い、日産自動車 志賀俊之副会長は「さがみ縦貫道路における自動運転技術の高速道路実証実験は、神奈川県に強力なサポートをいただき、実現することができました。日産は、この実証実験を通じて更に技術開発を進め、より安全で快適、かつ環境に優しいモビリティの実現に向けて、自動運転の早期実用化を目指したいと考えています」とコメントを発表している。

(編集部:小林 隆)