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スズキ、第12回インド・オートエクスポに「CELERIO」「Concept CIAZ」を出展

低燃費の新型小型車と本格セダンのコンセプトモデルの2台

「CELERIO(セレリオ)」
2014年2月5日発表

「Concept CIAZ(コンセプト シアズ)」

 インドにあるスズキの子会社であるマルチ・スズキは2月5日、インドのウッタルプラデシュ州グレーター・ノイダで開催されている「第12回インド・オートエクスポ」に、新型小型車「CELERIO(セレリオ)」、コンセプトカー「Concept CIAZ(コンセプト シアズ)」の2台を出展した。

 セレリオは、インド市場でも需要が高まってきている燃費のよい小型車としてマルチ・スズキが市場投入を予定する新型小型車。ボディーサイズは3600×1600×1560mm(全長×全幅×全高)で車両重量は810kg~830kgとなっており、このボディーに改良を施したK10エンジンを搭載するほか、5速MTにクラッチとシフトの操作を自動で行う電動油圧方式アクチュエーターを組み合わせた新トランスミッション「Auto Gear Shift(オートギヤシフト)」を組み合わせる。ボディーには高張力鋼板を使い、細部に渡って材料を見直したことで軽量化を推し進め、低燃費を実現するとしている。

 コンセプト シアズは本格セダンのコンセプトモデル。2013年4月に行われた上海モーターショーで世界初公開したコンセプトモデル「Authentics(オーセンティックス)」のインド版で、重厚で優美なデザイン、安定感のある本格的セダンスタイルが特長となっている。

 このほかに会場のブースでは、新型「SX4 S-CROSS」、スズキ・モーターサイクル・インディアのスポーツモデル「GIXXER(ジクサー)」、新型スクーター「Let’s(レッツ)」などを出展している。

(編集部:佐久間 秀)