2013年度の車名別販売ランキング、乗用車は「アクア」、軽四輪車は「N-BOX」が首位に

　自販連（日本自動車販売協会連合会）と全軽自協（全国軽自動車協会連合会）は4月4日、2013年度（2013年4月～2014年3月）および2014年3月の乗用車車名別販売台数と軽四輪車通称名別新車販売速報を発表した。

2013年度の乗用車は2位と7771台差で「アクア」が獲得

　2013年度の乗用車車名別販売台数は、25万9686台を販売した「アクア」が首位を獲得し、2位には首位と7771台差の「プリウス」（25万1915台）がランクイン。以下「フィット」（21万7100台）、「ノート」（13万5162台）、「カローラ」（11万7255台）と続き、5位のカローラまでが10万台を超えた。6位に入った「セレナ」（9万5716台）はミニバンの販売台数でトップ（2008年度から6年連続）となっている。

　また、消費税増税直前となった2014年3月の乗用車車名別販売台数では、3万1921台の「フィット」が1位となり、以下「アクア」（3万1146台）、「プリウス」（2万8274台）、「ノート」（1万7319台）が続いた。

●2013年度の乗用車車名別販売台数

●2014年3月の乗用車車名別販売台数

2013年度の軽四輪車トップは2年連続で「N-BOX」

2年連続で軽自動車車名別販売台数の首位に輝いた「N-BOX」

　2013年度の軽自動車車名別販売台数は、「N-BOX」が22万5900台を販売して首位を獲得。20万台を超えたのはN-BOXだけで、以下「ムーヴ」（19万3672台）、「タント」（18万590台）、「ワゴンR」（18万29台）と続いた。「N-BOX」は2012年度に続き2年連続で軽四輪車新車販売台数No.1を獲得しており、2011年12月の発売以来、累計販売台数57万台を超えるヒット作となっている。ダイハツ工業、スズキ、本田技研工業の“軽3強”に挑むべく、日産自動車が企画段階から携わった初めての軽自動車「デイズ」シリーズも13万9810台を販売し、6位にランクインした。

　また、2014年3月の軽自動車車名別販売台数では、「タント」が唯一3万台を超え首位をキープ。2位に「N-BOX」（2万6627台）が入り、「デイズ」（2万6190台）は437台の差で3位となっている。

●2013年度の軽自動車車名別販売台数

●2014年3月の軽自動車車名別販売台数