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SUPER GT第2戦富士で日本初公開となったBMW「M4クーペ」

「グランツーリスモ6」を使った「BMW Z4 Challenge」も開催

2014年5月3日~4日開催

SUPER GT第2戦富士で日本初公開となったBMW「M4クーペ」

 ゴールデンウイーク真っ只中の5月3日、富士スピードウェイにおいてSUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」が開幕した。レースは3日に予選、4日に本戦が行われる。

 レースの華といえばメーカーやチームがシノギを削るコースでの争いだが、メインスタンド裏のイベントステージに多くのブースが並び、にぎやかな雰囲気となっている。

 ビー・エム・ダブリューのブースでは2月19日に受注を開始した新型「M4クーペ」を一般向けに日本初公開。間近で各部をチェックできるほか、5月4日の決勝レーススタート前にはコース上でのデモンストレーション走行も予定されている。M4クーペは「M3クーペ」の後継モデルで、6速MTと7速DCTモデルが用意される。価格はそれぞれ1075万円、1126万円。

 また、3日にはプレイステーション3(PS3)対応のリアルドライビングシミュレーター「グランツーリスモ6」を使ったタイムトライアルイベント「BMW Z4 Challenge」の決勝大会を開催。日本代表となる“ジャパン・チャンピオン”が決定したほか、その後はメインステージに舞台を移しアジア7カ国・地域の各チャンピオンによる「BMW Z4 Challenge Asia Cup」も行われた。

4シリーズクーペのエレガントな雰囲気から一転、M4はアグレッシブなムードを漂わせる
立体化的な造形のヘッドライト。ヘッドライトウォッシャーも装備
フェンダーにもM4のバッヂがつく
ルーフはカーボン
リアコンビランプ上にはおなじみのMエンブレムと4シリーズを示すバッヂがつく
エンジンは3.0リッター直列6気筒ツインパワーターボ。最高出力317kW(431PS)/5500-73000rpm、最大トルク550Nm(56.1kgm)/1850-5500rpm
マフラーは左右にスプリットされた4本出しタイプ
タイヤはフロントが255/40ZR18(写真右)、リアは275/40ZR18(写真中)。ブレーキキャリパーにはブルーのペイントが施されるほか、ブレーキローターは前後ともドリルドタイプとなっている
オフブラックを基調としたインテリア。ステアリングもM仕様となる
シフトノブは楕円フォルムのM仕様。
メーターもM仕様。スピードメーターは330km/hまで刻まれる
フロントシートはサポートの強いスポーツタイプを装着する
インパネ中央上部には大型のディスプレイを配置。もちろんナビゲーションも利用できる
通信モジュールを使ったBMWコネクテッド・ドライブも装備
オンラインで行われた予選により選出された10名が「BMW Z4 Challenge」決勝大会に出場
決勝大会のクルマはもちろんBMW、コースは富士スピードウェイを選択して行われた

(安田 剛)