アウディ、7月25日～26日にワンメイクレース「R8 LMS Cup」を日本初開催

　アウディ ジャパンは、7月25日～26日に富士スピードウェイでワンメイクレース「Audi R8 LMS Cup」を開催する。同レースが日本で行われるのは今回が初。

　R8 LMS Cupは、2012年に開始されたアウディ初のワンメイクレース。2014年は韓国、マレーシア、中国に加え日本でも開催され、今回の富士スピードウェイ（第2戦）では22台の車両が出走する。

　レースにはフラグシップスポーツカー「R8」をベースとするレース車両「R8 LMS」が使われる。このR8 LMSの大きな特徴として「push-to-pass」機能が挙げられ、これはプッシュボタンを押すとエンジン出力が50馬力アップするブースト機能。この機能の使用回数はそれぞれのコース特性によって決められ、ドライバーが繰り広げる熾烈な戦いの1つのキーファンクションになるという。

　今回、アウディ ジャパンも「Team Audi Japan」としてレースに参戦する予定で、ドライバーはレーサーとしても活動をしている俳優の岩城滉一氏が務める。ドライバーに岩城氏を起用した理由については、「Team Audi Japanのドライバーとなる岩城滉一氏は様々な領域において常に挑戦し続けており、その挑戦をし続ける精神と、アウディの過酷なモータースポーツに参戦し続け様々な技術を開発する基本精神とが共鳴し、この度アウディジャパンのチームドライバーとして参戦することになりました」と説明している。