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スバル、「レガシィ」に「アドバンスドセイフティパッケージ」採用

SDナビが「Siri Eyes Free」に対応。本革シートにアイボリー色追加

2015年10月1日発売

レガシィ アウトバック:318万6000円~345万6000円

レガシィ B4:291万6000円~313万2000円

 スバル(富士重工業)は、2014年10月に発売した6代目の「レガシィ アウトバック」「レガシィ B4」の改良を実施。先進安全装備「アドバンスドセイフティパッケージ」を全車に標準装備して10月1日に発売する。価格はレガシィ アウトバックが318万6000円~345万6000円、レガシィ B4が291万6000円~313万2000円。

車種・グレードエンジン変速機駆動方式価格
レガシィ アウトバック水平対向4気筒 DOHC 2.5リッターリニアトロニックCVT4WD3,186,000円
レガシィ アウトバック リミテッド3,456,000円
レガシィ B42,916,000円
レガシィ B4 リミテッド3,132,000円
「アドバンスドセイフティパッケージ」のロゴマーク

 今回の改良では、4月に実施した一部改良で「レヴォーグ」にオプション設定された先進安全装備「アドバンスドセイフティパッケージ」を採用。ドアミラー内蔵のLEDランプの発光と警報音で自車の側方や後方の障害物接近を知らせる「スバルリヤビークルディテクション」、ルームミラー一体型の単眼カメラが先行車や対向車を見つけてヘッドランプのハイビームとロービームを自動切り替えする「ハイビームアシスト」が全車に標準装備される。

レガシィ アウトバックとレガシィ B4にアドバンスドセイフティパッケージの2種類の先進安全装備を追加
斜め後方に後続車がいるときにドライバーに注意をうながす「死角検知機能(BSD)」
後退時に接近してくる車両などがあればドライバーに知らせる「後退時支援(RCTA)」
ドアミラー内蔵のLEDランプの発光と警報音で注意をうながす
ルームミラー一体型の単眼カメラで先行車や対向車を検知する「ハイビームアシスト」
「ハイビームアシスト」の作動イメージ
対向車などに気兼ねなくハイビームを使えるようになって安全性が高まる
「ハイビームアシスト」の装着車はルームミラーが自動防眩インナーミラーとなる

 このほかの改良点としては、ボディーカラーに「ダークブルー・パール」を追加。リミテッドグレードに標準装備、ベースグレードにオプション設定される本革シート内装車で、既存のブラック(シルバーステッチ)のほか、アイボリーの内装色を選択できるようになった。さらにリミテッドグレードのフロントショックアブソーバーに採用する「STABLEX-Ride」(スタブレックス・ライド)の減衰特性を見直して、乗り心地を向上させ、ステアリングシステムの最適化と合わせて操舵感を高めている。

 また、全車にオプション設定している「ハーマンカードンサウンドシステム&SDナビゲーション」では、新たにiOSの「Siri」(シリ)を利用する音声認識機能「Siri Eyes Free(アイズフリー)」に対応。ステアリングスイッチに設定した発話ボタンと音声入力で操作可能になり、運転中に視線を移動することなくカーナビ操作などができるようになる。

リミテッドで採用する「STABLEX-Ride」の減衰特性を見直し。乗り心地や操舵感を向上させた
「ハーマンカードンサウンドシステム&SDナビゲーション」をオプション装着するとステアリングスポークに発話ボタンが追加され、「Siri Eyes Free」が利用できるようになる
ボディーカラーに「ダークブルー・パール」を追加

(編集部:佐久間 秀)